「気になっていたことができて満足しました」
要介護者様
名古屋市西区在住I様。4年前に大腸がんの手術。その際に人工肛門(ストマ)を増設し、パウチ装着。今までは自身でストマ処置を行ってきたが、半年前に脳梗塞・半身麻痺になり自身で行うことができなくなった。
主介護者様
50歳代の会社員の娘様。隣の市に住まれており、行き来に往復で1時間半も要することからなかなか様子を見に行くことができない。
要介護者のであるI様は今までほぼ自立して日常生活できており、ストマ処置もできていたので特に問題視はされてこなかったそうです。しかし、半年前の脳梗塞によって、自身でのパウチ交換ができなくなりました。名古屋市西区在住I様。4年前に大腸がんの手術。その際に人工肛門(ストマ)を増設し、パウチ装着。今までは自身でストマ処置を行ってきたが、半年前に脳梗塞・半身麻痺になり自身で行うことができなくなった。
主介護者様
50歳代の会社員の娘様。隣の市に住まれており、行き来に往復で1時間半も要することからなかなか様子を見に行くことができない。
パウチ漏れや処置の失敗が増えていることを娘さんは心配されていましたが、「病院や施設は2度の入院でこりごり」とI様が話されているため、何とかこのまま自宅で看ていけないか考えていたそうです。
訪問看護は介護保険でできましたが何かと制約があり、他のサービスはないかと探していたところネットでホームケアアライアンスを見つけ、1時間6,250円の定額で訪問看護サービスが受けられることを知りました。
- パウチ漏れと処置の失敗による負担の増加
- 介護者の負担とストレス
- コミュニケーションの課題
- 医療連携の重要性
- ストマケアの専門知識
- I様が脳梗塞により自身でパウチ交換ができなくなったことで、パウチ漏れや処置の失敗が増えている可能性があります。
→ 皮膚トラブルや感染症のリスクが増加する可能性がありますので、必要時皮膚保護ケアを医療機関と連携して提供しました。 - 娘様が50歳代の会社員であり、隣の市に住んでいるため、介護と仕事の両立が難しい状況。
→ 長時間の通勤や様子を見に行くための時間不足から、介護者の負担とストレスが増えている可能性があります。そのためご希望時にI様のご様子を確認させていただき、その様子を娘様にご報告しました。 - 距離があり、様子を見に行くのが難しいため、娘様とI様とのコミュニケーションが不足している可能性があります。
→ I様に娘様と簡単に連絡が取れるよう機器の操作を説明し、さらに忘れた際に確認できるようパンフレットを作成しました。 - I様が大腸がんの手術と脳梗塞を経験しており、複数の健康問題を抱えているため医療連携が重要です。
→ 必要時医療機関と連絡が取れるよう調整しました。 - 自身でストマ処置を行ってきたI様にとって、脳梗塞による自己ケアの難しさが新たな課題となっています。
→ 片手でもできる範囲のストマケアを提案し、介助していきました。
ご本人様から「毎年欠かさずしてきた墓参りができてよかった」と安心していただけましたが、私たちもそのような大切な場面にかかわらせていただくことができました。在宅介護に苦慮されているご家族の負担軽減に貢献できたと思うと嬉しく感じます。ありがとうございました。