2024.11.19
「プライベート看護サービスでできること」
弊社のプライベート看護サービスには、様々なお問い合わせがあります。今回は「糖尿病で血糖測定が必要ですが、対応は可能ですか?」というご質問について、お答えしたいと思います。日本では糖尿病が強く疑われるのは690万人、可能性を否定できない方を含めると1300万人以上と推計されています。「血糖値が上がるだけなら何が問題なのか?」ということも聞かれますが、少し調べただけでも以下のような問題が出てきます。
- 動脈硬化は脳梗塞や脳出血、心筋梗塞の原因になる。
- 毛細血管が多い眼や腎臓に合併症が起こりやすくなる。
- 「糖尿病性網膜症」「糖尿病性腎症」、手足のしびれなどが生じる「糖尿病性神経障害」は糖尿病の三大合併症と呼ばれる。
- 糖尿病は代表的な生活習慣病で、食べすぎや飲みすぎ、運動不足、喫煙、ストレスなど、悪しき生活習慣が最大の危険因子となる。
- 高血圧や脂質異常症、肥満も、糖尿病の発症・悪化の引き金となる。
- 高血糖は白血球の働きを弱め体の抵抗力の低下につながる。
- 余分な血糖は血管が炎症を起こす原因となり動脈硬化も進む。
ホームケアアライアンスのプライベート看護サービスでは、糖尿病の方に対して「血糖測定」「インスリン注射」「内服薬の管理」などの対応実施があり、一時的・長期的問わず安全に対応させていただいております。
1回30分からの単発利用もご利用いただくことができ、お急ぎの際はお電話いただいた即日から対応させていただくことが可能です。必要時には医療機関とも連携を取りながら訪問に入らせていただくため、ご利用者様・ご家族様も安心してご利用いただけます。
「定期的なインスリン注射をしなくてはいけなくなったけど、どうしたらよいかわからない」「病院で血糖のコントロールが必要と言われたけど、どうしたらよいかわからず不安…」などのお困りごとがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
ちなみに…こちらの写真は血糖測定器です。昨今の医療技術の進歩によって、測定器自体もとても小さくなりました。
今では、血液を採らなくても血糖値が測定できる機械もございます。
2024.11.14
「認知症」
皆さま、認知症はご存じでしょうか?「名前や様々なことがだんだんわからなくなってくる病気」ということは知っている方も多いかもしれません。日本では高齢化の進展に伴い2025年には全国で675万人、ここ名古屋でも11万2千人もの方が認知症になると推計されています。弊社のご利用者様の中にも、認知症の方はいらっしゃいます。
先日、名古屋市の認知症サポーターの研修に参加してまいりました。認知症になっても「その人らしく生き生きと暮らす」ことができるよう、今後のプライベート看護サービスにも活かしてまいります。
認知症の診断を受けた方や、「最近物忘れがあったり、やったことを忘れてしまう」「急に怒り出したり泣き出したり、感情の起伏が激しくなる」などの症状のある方でもプライベート看護サービスをご利用いただけます。どうぞお気軽にお問い合わせください。
2024.11.13
「プライベート看護サービスでできること」
弊社のプライベート看護サービスには、様々なお問い合わせがあります。今回は「点滴には対応していただけますか?」というご質問について、お答えしたいと思います。多くの方が体調不良や入院などを経験した際、病院で点滴を受けたことがあるかと存じます。体調が悪いときは水分ですらとることが難しく、そのままでは脱水状態が進行してしまうことがあります。その際にとても助けになるのが点滴です。
ホームケアアライアンスのプライベート看護サービスでは、点滴の対応も行っています。点滴の実施、管理、テープ類の張替え、刺入部の消毒など、一時的・長期的問わず安全に対応させていただいております。
1回30分からの単発利用もご利用いただくことができ、お急ぎの際はお電話いただいた即日から対応させていただくことができます。必要時には医療機関とも連携を取りながら訪問に入らせていただくため、ご利用者様・ご家族様も安心してご利用いただけます。
「体調が悪くなって急に点滴が始まった」「点滴が始まったけど、認知症もあるので抜いてしまわないか心配」などのご不安があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
2024.11.11
「聞きづらい…」
在宅療養生活は、様々な業種が入り乱れてご本人様にケアを提供していきます。「訪問診療医」「訪問看護師」「訪問介護士」「ヘルパー」「ケアマネージャー」「医療ソーシャルワーカー」などなど、実に様々な職種が関係して在宅生活を支えています。弊社のプライベート看護サービスもその一つですが、サービスの性質上、在宅療養者様やご家族様側にとても近い業種となります。
そのためか様々なご相談をお受けしています。その中で比較的多いのが、以下のような内容です。
- 〇〇を聞きたいんだけど、聞くタイミングがなくって…。
- 前から気になっていることがあるけど、いつも忙しそうだし…。
- 看護師さん30分しか家にいられないから、こんなこと聞いたら迷惑になるんじゃ…。
もし聞きづらいことがありましたら、それは弊社にお任せください。医師や看護師、ソーシャルワーカーの方々への確認、「こうしてほしい」「あれが気になる」など、思いを伝える場所や時間の準備・調整関わっているすべての人が不安なく過ごせるようお力添えいたします。
今後ともプライベート看護サービスをよろしくお願いいたします。
2024.11.08
「プライベート看護サービスでできること」
弊社のプライベート看護サービスには、様々なお問い合わせがあります。今回は「経管栄養は対応していただけますか?」というご質問について、お答えしたいと思います。経管栄養は様々な理由で口から食べ物を食べられなくなった方が、鼻から入れた管(経鼻チューブ)や胃ろうと呼ばれる腹部から、胃に直接栄養剤を注入できる栄養補給方法です。
ボタン型やチューブ型などの形式の違いや、それに伴う実施方法、使用器具の洗浄方法など一度聞いただけではわかりにくく、「どうしたらよいかわからなくてやり方から教えてほしい」とお問い合わせいただくことも多いです。
プライベート看護サービスでは、胃ろうや経鼻チューブを挿入された直後の状態でも、必要な対応やご家族様へわかりやすい使用方法の説明、栄養注入介助を含めて包括的にお力添えさせていただくことができます。
1回30分からの単発利用もご利用いただくことができ、必要時には医療機関とも連携を取りながら訪問に入らせていただくことができます。
「食べる時にむせることが多くなって、経管栄養が必要かもしれないと言われた」「胃ろうを造設したけど、家に帰ってからどうしたらよいかわからない」などのご不安があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
2024.11.06
「夜間の訪問について」
弊社のプライベート看護サービスは、様々な在宅療養中の方にご利用いただいております。ほとんどの方が、日常生活に他者の介助を必要とする方です。そのため、通常の訪問看護を受けられている方もいらっしゃいますが、それだけでは足りない方も多くいらっしゃいます。- 急に症状が変わった。
- 緊急で病院に受診したけど、もう大丈夫と言われ自宅に帰されてしまった。
「こんな遅くに来てもらえて本当に助かった」…そう思っていただけるように、また不安な夜を乗り切ることができるようにという思いで、24時間365日サービスを提供させていただいております。
なお、夜間にかかわらずですが、緊急のご依頼の際にはお電話でご連絡をいただけると早い対応ができると思いますので、何卒ご協力をよろしくお願いいたします。
2024.11.05
「単発の訪問」
11月になり、もう最初の土日が終わってしまいました。日中の訪問は半袖でも行けますが、夜間帯の訪問は長袖が必須となってきました。寒くなってもプライベート看護サービスは問題なく提供させていただいています。最近は単発のご依頼も増えてまいりました。本来、訪問看護はケアマネージャーの立てた計画のもと、日数の制限や時間の制限、実施内容が決定しているなどの条件が付いてきてしまいますが、弊社のプライベート訪問看護サービスではそのような条件はありません。
「早朝」「日中」「夜間」などの時間にかかわらず訪問も可能で、やりたいことができます。医療保険や介護保険での訪問看護や訪問介護では夜間に定期的に来てもらえるところは少ないですが、弊社では問題なく可能です。
早朝や夜間の単発依頼も実施しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
2024.10.28
「研修参加」
先日、浮腫についての研修会に参加してきました。皆さま浮腫ってご存じですか?「ふしゅ」と呼びまして、いわゆる「むくみ」のことです。浮腫は様々な原因により引き起こされます。健康な人でも、お酒を飲んだ次の日は顔がむくんだり、デスクワークで足がむくむなど比較的メジャーな症状です。
また、在宅療養中の方の場合は、より浮腫が起こりやすいです。在宅療養中の方は何かしらの疾患を持っていることが多く、「心臓」「腎臓」「肝臓」「低栄養、内分泌系」など様々な浮腫の要因が考えられます。
痛みを伴う場合もあり、プライベート看護サービスでもご希望があれば対応させていただいております。浮腫でお悩みの方も、どうぞお気軽にお問い合わせください。
2024.10.24
「ご家族様の思い」
皆さまはそれぞれ、ご両親に対してどのような思いをお持ちでしょうか?「厳しい親だったな」「アイドルが好きな親だな」「休みの日はごろごろしてる親だったな」など、様々な思いをお持ちのことと存じます。さて、その思いは、在宅療養・介護生活が始まると顕著に表れると個人的には感じています。訪問看護・介護・ヘルパーの仕事に従事していると、それらの「思い」は日々の要介護者の様子に見てとれるのです。
- 声をかけてもらえる環境であれば…「施設にいたら、現状で絶対にこんなにしゃべれない!」
- 身の回りのことをしてもらえる環境であれば…「在宅なのにこんなに口がきれい!」
- ベッドから介助してもらえ降りられる環境であれば…「離庄しても血圧下がらないし、関節の拘縮も少ない!」
一筋縄ではいかない在宅介護の現場です。大切な人を介護している…そう思っていただける方が、一人でも増えてもらえればとても嬉しく感じます。
2024.10.21
「交通費について」
弊社では今まで、プライベート看護サービスをご利用の方に対してヒヤリング訪問の際に利用料金の概算と交通費を個別にお伝えさせていただいてきました。しかし、お問い合わせの中で「交通費について教えてほしい」と聞かれることが多かったため、ホームページ上にも明記させていただくこととします。1km:100円(往復料金)です。
例えば、事業所からご利用者様のいらっしゃる場所まで10kmの距離があった場合、1回の訪問につき交通費を1,000円とさせていただきます。また、弊社は事業所が2ヶ所ございますので、近い方を基準とさせていただきます。
今後も在宅介護・在宅看護をされている皆様に、安心してご利用いただけるよう努めてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。
2024.10.18
「夜間訪問」
弊社のプライベート訪問看護サービスでは、24時間365日訪問対応させていただいています。その中でも比較的多いのが、夜間の訪問です。保険適応の訪問看護事業所でも24時間対応をされているところはあります。しかし、実際には人員の関係で夜間の対応ができなかったり、事業所の状況よっては実施できないことも多いです。
プライベート看護サービスは訪問看護指示書を必要とせず、お一人お一人のご使用者様と直接ご契約していただくことで、ご希望される内容を実施いていくサービスです。そのため、「夜間の入浴・処置」や「0時を越えた訪問」も可能になっています。
在宅介護・看護では、夜中にもいろいろな出来事が起こります。夜間は弊社に任せていただき、ご家族様はゆっくり休んでいただく…このような考えで、サービスを提供させていただいております。
夜間の介護・看護で体調を崩される前に、ぜひお気軽にお問い合わせください。
2024.10.17
「ウチに帰る!」
32.3日…これは、日本の平均在院日数です。いわゆる入院期間ですね。およそ1ヶ月と、結構長いです。そんな長い入院期間の中で、高齢の方の場合は認知機能が低下したり、せん妄と呼ばれる状態になることがあります。人は高齢になると、環境の変化に適応する力が低下します。手術等の要因によって入院されると、それらに対応できなくなることで認知症が悪化したり、一時的なせん妄を発症されることがあります。
その様な中でよく聞かれるフレーズが、「ウチに帰る!」です。帰宅願望とも呼ばれ、私も病院勤務の際にはたくさん聞くことがありました。
その当時は対応に右往左往していましたが、考えてみれば至極当然のことで、誰だって病院や施設なんかより自宅で過ごしていたいと感じるはずです。そして、そこを落ち着かせて治療を継続させてくれる医療スタッフの方々には本当に頭が下がります。
退院して「特養(特別養護老人ホーム)」や「サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)」などの施設に転院した後も、帰宅願望をあらわされる方は一定数いらっしゃいます。
そのような施設での外出や、一時帰宅などで家に帰る際に弊社のプライベート看護サービスをご利用いただいたり、そのまま退所という形で自宅に帰られた際にも弊社のサービスにてフォローアップさせていただいています。
ご自宅に戻られると状況が落ち着かれる方もいらっしゃるので、やはり住み慣れた場所は大切であるということを実感いたしました。このような事例にも弊社は対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
2024.10.15
「秋本番」
3連休は比較的天気にも恵まれて、行楽日和でしたね。気温も徐々に下がってきて、最近は過ごしやすい日々も増えてきました。しかし、この快適な季節にも注意が必要です。気温の低下と共に湿度も減少し、空気が乾燥していくからです。空気中の乾燥は、私たちが呼吸する際に最初に関わる器官に影響を与えます。鼻、口、喉など空気と最初に接する場所が乾燥によってダメージを受けやすくなり、これに加えて冷たい風が吹くことで、風邪やアレルギー性の鼻炎、気管支炎、喘息などの病気にかかりやすくなるリスクも高まるようです。
乾燥する秋という季節の訪れと共に流行する病気も増えていき、インフルエンザの流行もこの時期から徐々に始まります。感染症への対策としては基本中の基本となりますが、しっかりとうがいや手洗いを行いましょう。
この美しい秋を健康に過ごすため、日々注意をしてお過ごしください。
2024.10.10
「大腿骨骨折」
先日、心配になるニュースが流れてきました。
どうやら手術も無事終わられた様子で一安心ですが、今回の上皇后さまの「大腿骨頸部骨折」は高齢者の整形外科の入院理由で上位に入るケガです。男女比では1:3の割合で女性の受傷割合が多く、女性の方が骨粗しょう症にかかりやすいことを踏まえると男女比は1:4まで膨らむようです。私も整形外科病棟に勤めていた時期がありますが、受傷の程度によっては人工股関節に入れ替える必要も出てきます。また、高齢の方が受傷されるとそれをきっかけとして認知症になったり、今まで歩けていたのに寝たきりになってしまうこともしばしば見受けられました。
このように、高齢になると少しの怪我でも介護が必要になってくる場合があります。弊社のサービスをご利用いただいている方々は多くがご高齢ですので、日々お気をつけてお過ごしいただければと思います。
2024.10.09
「退院時サポート」
プライベート看護サービスは保険外のサービスのため、医療・介護保険での訪問看護に比べて様々な内容が実施可能です。先日は在宅療養中の方で胃瘻造設のため入院され、経過良好後に帰宅された方のところへ、プライベート看護サービスとして訪問させていただきました。- 介護タクシーのスタッフ様と共に、ご利用者様を病室から介護タクシーまで移送介助させていただく。
- 呼吸状態に注意が必要なため、ご利用者様の状態に注意しながら介護タクシーに同乗する。
- 帰宅後、バイタルサイン測定や全身状態の確認、療養環境を整える。
- 胃瘻を使用した経管栄養の方法をご家族に指導させていただく。
ご家族さまは退院直後ということもあり始めは不安が強い様子でしたが、徐々に落ち着かれていった様子でした。ご家族さまから感謝もいただくことができ、とてもスムーズに退院のお手伝いをすることができました。
このように、「自宅に退院するものの不安がある場合」や「退院時の状況を整えることが困難な場合」にもプライベート看護サービスは役立ちます。
「こんな時にも使えるかな?」と悩まれたときにも、どうぞお気軽にお問い合わせください。
2024.10.08
「訪問の帰り際」
訪問看護の制度が1980年代に整備され始めて、早40年になります。様々な問題が起きては解決されて来ましたが、それでもなお日々の訪問の問題点はご家族様から寄せられます。弊社サービスの提供中にも、様々なご意見をいただくことがあります。その中でも多いのが…「訪問に来てもらって、やることやってもらってスタッフさんが帰る直前になってから、痰が絡んできたり便の匂いがしたりすると、またやってもらうのが申し訳ない気持ちになる。かといって、こちらでやるのも大変だし…」というものです。
医療・介護保険での訪問看護サービスも受けてみえる場合は、訪問時間に制限があります。そのため、訪問終了時間にはスタッフの方が次の訪問に行くために帰らなければなりません。そこで先ほどの意見のような問題が起きるのです。
これは誰が悪いという話でもないため。どうしようもないこととして捉えられがちです。ただ、このことが本人様やご家族様をとても心配させてしまうことも多く、前々からどうにかしたいと考えておりました。
そこで誕生したのが、弊社の「プライベート看護サービス」です。上記のような訪問終了時間間際のトラブルでも、プライベート看護サービスであれば問題なく対応可能です。
少しでも安心して在宅療養生活を過ごしていただけるよう、しっかり対応させていただきます!
2024.10.07
「病院→自宅へ」
弊社には、様々な看護・介護のご相談が寄せられます。最近増えてきている事例は…「急な病気による入院」→「手術」→「体の状態の変化によって、これまでの生活を送ることができない」→「在宅看護・介護の開始」という流れで弊社にお問い合わせをいただく事例です。たいていの場合は医療保険や介護保険を利用する訪問サービスをご利用された上で、弊社のプライベート看護サービスで穴埋めしていく形をとりますが、状況に応じて他サービスとの連絡調整なども行っております。
急な体調や状況の変化で始まることもある在宅看護・在宅介護です。おひとりで悩まず、お気軽に弊社にご連絡いただき、スムーズな状況への対応をお手伝いさせていただければ幸いです。
2024.10.03
2024.10.01
「静岡」
先日は、ミニマル青果サービスでお世話になっている方へのご挨拶のために静岡県まで行ってきました。久しぶりの静岡でしたが、普段過ごしている愛知と違う場所に行くことでリフレッシュにもなりました。観光地にも寄ったため、様々な方の様子を見ることもできました。多くの場所でスロープやステップなどを使用して、段差を少なくして観光しやすくしている場面が目立ちましたが、職業柄どうしても気になって目が行ってしまいますね…。
弊社ではプライベート看護サービスの提供と一緒に、ミニマル青果サービスも行っております。食材の配達やお弁当などの配達サービスもあります。在宅介護・看護を行いやすい環境を作ることも療養生活を支える上では大切なことですので、どうぞお気軽にお申し付けください。
2024.09.30
「今後のご相談」
弊社では、自費ならではの自由度の高い看護・介護サービスを提供いたしております。プライベート看護サービスがメインですが、その他にも介護についてのご相談も承っております。昨今、新聞や週刊誌でも話題に上がる
- 老後の親の介護について
- 介護職の人手不足
- 要介護状態になったら
- 「うちの両親が老人ホームは嫌だと言っていて…」
- 「親が急に介護が必要になってどうしたらいいかわからなくて…」
- 「あちこちに老人ホームや施設があるけどどこがいいのか…」
相談者様やご家族のために、最善のサポートを一緒に考えていきましょう。まずはお気軽にご相談ください。お力になれることを心からお待ちしております。
2024.09.27
「かゆい!」
弊社ではプライベート看護サービスをメインに提供しています。このサービスは現在保険適応で受けることができる訪問看護サービスを実費で行うことで、保険適応の訪問看護サービスではできない「1日に何回も訪問できること」「時間制限がなく、何時間も連続でできること」…この2点が大きなメリットとなります。
ようやく暑さも和らいできて、朝方は涼しくなってきました。この時期から徐々に空気が乾燥してきて秋の気配を感じますが、その様な時期には肌も乾燥してきます。特に療養中の方は皮膚も弱くなりがちであるため、注意が必要です。
乾燥が進むと痒みが強くなってきます。ただの痒みと侮ることなかれ…体が自由に動かせない方にとっては、気が狂うほどのストレスになりえます。
痒みで病院にかかると、多くの場合はかゆみ止めを処方されておしまいになります。しかし、それでは根本の解決にならない場合も多いです。日々の肌の保湿を十分にすることで痒みを防いでいきましょう!
2024.09.26
「糖尿病」
今日は糖尿病のお話です。皆さんも一度は聞いたことがあるかと思います。糖尿病は「体の中のインスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気」です。インスリンは膵臓から出るホルモンで、血糖を一定の範囲におさめる働きをもっています。血糖の濃度(血糖値)が何年間も高いままで放置されると、血管が傷つき、将来的に心臓病や失明、腎不全、足の切断といった、より重い病気(糖尿病の慢性合併症)につながります。また、著しく高い血糖は、それだけで昏睡(こんすい)などを起こすことがあります。(糖尿病の急性合併症)
これが糖尿病が怖いとされる原因です。弊社では他の疾患と同様に糖尿病の方も訪問させていただいていますが、糖尿病の療養生活では食事や運動、内服にインスリン注射など様々な注意が必要となります。
プライベート看護サービスで病状のコントロールをし、より過ごしやすい毎日を送られるようサポートさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。
2024.09.25
「秋」
ようやく気温も下がってきて、秋が来たように感じます。訪問時にもそこまで暑さを感じることも少なくなりました。最近の訪問の際には、「咳や痰が普段より増えてきた」と聞くことも多くなりました。季節の変わり目には風邪をひいたり、ぜんそくの方は症状が強くなったり…と、マイナートラブルが増えてくるようです。
プライベート看護サービスでは訪問時以外の時間でも、お電話(052-307-6185)やLINEなどの手段で、突然の体調不良にも対応しています。
在宅介護をしていると突然の体調不良や発熱などのトラブルはつきものです。お電話(052-307-6185)やLINEでの対応から、必要時はプライベート看護サービスを利用しての訪問もできますので、急な病気などで困った際にはお気軽にお問い合わせください。
2024.09.24
「難病」
皆さま「難病」という言葉は聞いたことがありますでしょうか?日本では「発病の機構が明らかでなく治療方法が確立していない希少な疾病であって、長期の療養を必要とするもの」を指定難病として定めています。現在、国で指定されている指定難病は令和6年9月時点で341種と、かなり膨大の数の種類があります。そのどれもが簡単に直せる病気ではなく、長期間にわたって治療が必要であり、介護者の支援を必要とします。
弊社のプライベート看護サービスをご利用になられている方の中にも、難病の方はいらっしゃいます。その方一人一人状況が違うため必要なケアを抽出し、既存のサービスとも組み合わせてご利用していただいたり、プライベート看護サービス単体でご利用いただくこともあります。
一つ一つ違う状況がありますので丁寧に対応させていただき、介護者様やご家族様には休息を提供できればと考えています。
2024.09.19
2024.09.18
「敬老の日」
先日、敬老の日がありましたね。私が子供の頃はあまり見かけた記憶はありませんが、最近は高齢の方でも働いている姿を見かけることが多いと感じます。
敬老の日に合わせて政府が発表した統計によると、2023年の65歳以上の就業者数は22年に比べて2万人増の914万人にもなるそうです。65〜69歳に限れば52%と、2人に1人が働いている計算になります。私たちの働く医療福祉分野でもその流れは顕著であり、2013年からの10年間でおよそ2.4倍となったそうです。個人的には、80歳代の方が介護施設で働いているのを見たときは驚愕しました。
その方から実際に聞いた話ですが…「家にいてもテレビ見てばっかでどうせぼけちゃうから、こっちのほうがまだいいわ」と、快活に話していたのが印象的でした。○○さん、お元気でしょうか?
「老後は引退して、自宅でゆっくりしよう」というのも一つの考え方ですが、この方のように「自身のできる範囲で働き続けるのも一つの生き方なのか!」と衝撃をうけました。
皆さまはどうお考えでしょうか?
2024.09.17
「新しい介護サービス」
私は朝新聞を読むのが日課です。様々な内容がありますが、やはり仕事の分野である医療・介護分野に目が行きがちです。先日、そんな中で面白い記事を見つけましたのでご紹介させていただきます。
イオンのような大きな商業施設にも介護の専門店やポップアップストアできたことで、より在宅介護・看護が一般化し、今まで隠れがちだった部分も多くの人の目に留まるようになればと感じます。在宅介護・看護は一筋縄ではいかない…と、よく感じます。療養生活で困っている方や必要な方にサービスを提供できるよう、弊社も邁進してまいります。今後ともプライベート看護サービスをよろしくお願いいたします。
2024.09.13
「創傷処置」
弊社のプライベート看護サービスでは、「創傷処置」をすることも珍しくありません。ちなみに、創傷処置とはケガの手当のことです。「自宅療養中であれば、あまり動かないからケガなどしないのではないか?」と思われる方もいるかもしれません。しかし残念ながら、たとえ寝たきりの状態でも傷ができる可能性はあります。
認知症があれば、立ち上がる力が十分ではなくても立とうとして転倒する危険があります。寝たきりの時間が長ければ、褥瘡(床ずれ・寝ダコのこと)の危険があります。在宅療養されている方は主に高齢の方が多いので皮膚が弱くなり、ベットの手すりに腕や足をぶつけただけでも皮膚が裂けることもあります。
このように、在宅介護・看護では常に危険が付きまとうのです。そのため、私たちもプライベート看護サービスで訪問させていただく際には細心の注意を払った上で、他医療機関と連携を取りながらケアを実施させていただきます。
ちなみに…よくあることですが、創傷処置に使われる医療用のテープは切れ端がとても見にくいです。
よく貼り付くタイプや肌に優しいタイプなど様々な種類がありますが、すべて切れ端が見にくいです。そのため、写真のように切れ端を折り返しておくと見つけやすく、とても便利です。
今日も細心の注意を払って、プライベート看護サービスを提供させていただきます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
2024.09.12
「プライベート看護サービスでできること」
弊社のプライベート看護サービスには、様々なお問い合わせがあります。今回は「CVの対応はできますか?」というご質問について、お答えしたいと思います。まず「CV」とは何かですが…これは「中心静脈栄養」または「中心静脈カテーテル」と呼ばれるものです。人間は本来、口から食物や水分などの栄養を取り生活していますが、それらが困難な状況の方は上記の方法を選択し、高カロリー輸液と呼ばれる点滴を投与します。
病院からご自宅に帰る際に胃瘻に変更したり、PICCと呼ばれるものになる場合もありますが、これらの場合でもプライベート看護サービスで対応可能です。
「自宅で療養したい」「自宅に帰りたい」…そう希望されたまま叶えることができず、病院や施設で最期を迎えられる方もいらっしゃいます。その様な方々に寄り添えるよう、弊社のプライベート看護サービスでは対応力を高めています。
在宅療養では様々な状況やトラブルが起こります。それらの解決のため、弊社のプライベート看護サービスは日々ご利用者様に寄り添い、対応させていただきます。何かご質問やご利用にあたり気になることなどありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
2024.09.11
「9月病」
9月に入って、だいぶ過ぎました。残暑は残るものの、8月が終わりだんだん秋の空気がやってきている気がします。9月は、やる気が出ない日が続く「9月病」に注意が必要です。9月病は「夏休み明けに仕事モードへ戻れないことで心身に不調をきたす」症状で、5月病に似ています。
原因は…夏の疲れや睡眠、食生活の乱れ、台風などの気候変動に対応できないことにあるとされています。対策としては、太陽光を浴びたり、セロトニンを増やすためにトリプトファンを多く含む食品(肉類、魚類、乳製品、大豆食品)を摂ることが有効となります。
…と、9月病についてざっと説明させていただきましたが、5月病と同様、そう簡単に対策できるものではありません。皆さまができる限り規則的にストレスなく日々を送られるよう、心から願っております。
2024.09.03
「訪問可能な状況」
弊社には様々なお問い合わせがありますが、最近多いものに「〇〇のような状態なんですが、大丈夫ですか?」というものがあります。弊社のプライベート看護サービスでは、さまざまな病状、状況、状態の方に対処しています。例えば…
- 加齢からくる廃用性症候群
- がんによる傷の処置
- 長期間の寝たきりによる褥瘡の処置
- 難病による呼吸器利用の方
- 口から栄養が取ることができないため点滴や胃瘻を使って経管栄養をしている方
- バイタルサイン測定
- 食事介助
- 清潔ケア介助
- 排泄介助
- 入浴介助
- 移動・移乗介助
- 買い物、散歩、通院付き添い
- ご利用者様、ご家族様への手技指導
- 内服介助
- ガーゼ交換
- 血糖測定
- 点滴
- 浣腸
- 摘便
- 喀痰吸引
- 導尿
- 膀胱留置カテーテル管理
- 腸ろう、腎ろう、膀胱ろう管理
- 人工肛門
- 排液チューブ管理
- 気管切開、永久気管孔、気管カニューレ管理
- 在宅酸素
- 人工呼吸器
- がん終末末期
2024.09.02
「在宅酸素」
人が生きていくために必要なものとして、何があるでしょうか?「食事」「睡眠」「楽しみ」などいろいろ思い浮かぶと思いますが、今回は根本的な話です。人は「酸素」がないと生きていけません。そのため、普段はすべての人が呼吸をして酸素を取り入れ、二酸化炭素を体の外に出しています。体の中で酸素は主に血液中にありますが、病気などの理由で酸素が不足している方は追加で酸素を補給する必要があります。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの疾患で肺機能が著しく低下した方は、血液中の酸素が不足した状態(呼吸不全)になることがあります。
自宅など病院以外の場所で、不足している酸素を吸入する治療法が「在宅酸素療法(HOT)」です。写真のような機械で酸素を供給します。カニューラと呼ばれるチューブを鼻に装着して、酸素ボンベから酸素を供給します。
現在日本では、約18万人の方がこの療法を行っています。弊社プライベート訪問看護サービスのご利用者様にも、HOTを使用している方はいらっしゃいます。
自宅で過ごしたい、家族と一緒に療養したい…弊社ではそんな方々に寄り添い、望む形の療養生活が送られるようプライベート訪問看護サービスを提供いたします。
2024.08.30
2024.08.27
「在宅介護のつらさ」
弊社のプライベート看護サービスのご利用者様の多くは、ご自宅でご家族様(夫・妻・両親など)を看ていらっしゃる方がほとんどです。この「家族が老いや病気の他の家族を看る」というスタイルは古くから続いていると考えられ、日本では1900年前半から徐々に制度や施設が整備されていったようです。ちなみに、在宅介護での主な主介護者は男性35.0%、女性65.0%で女性の方が多い結果となっています。そんな介護ですが、実際に行ってみたら「こんなに大変なんて…」という声をよく聞きます。
昨今、最期がわかったときに「自宅で過ごしたい」と希望する人が半数を超えています。介護者はその大変さを実感するときには自身もヘトヘトになってしまい、要介護者につらく当たってしまう、場合によっては虐待としてしまう…そんなご家庭もありました。
家族を介護することというのは、他人を介護することに比べ相手に手を上げやすいのではないかと感じます。そのようなことになる前に、ケアマネージャーや訪問看護ステーション、弊社のような在宅介護サービスを提供している会社にお問い合わせください。
介護は一人ではできません。大切なご家族に嫌な感情を持ってしまう前に、また持ってしまわないよう、利用できるサービスは利用し、周りに助けを求めていただければと思います。
2024.08.23
「心配事」
弊社ではプライベート訪問看護サービスに入る際に、ご本人様・ご家族様と一緒にケア内容を決定していきます。健康状態や普段のご様子、希望内容、ご家族様からの要望、他事業所でできなかったケアなど、様々な要素をもとにケア内容を決めていきます。そんな中で、在宅介護をされているご家族様からお話を聞かせていただく機会が多いのですが、「私がやっていることはこれでよいのでしょうか?」という質問を、比較的多く受けることがあると感じます。
弊社のプライベート看護サービスをご利用いただいている方のご家族で、日々の介護を「やっていない」方はいらっしゃいません。夫・妻・両親など被介護者さまはバラバラですが、皆さま「何かしてあげたい」「せっかく家に帰ってこれたから良くしてあげたい」というような思いで、初めての経験となる在宅介護に取り組まれています。
毎日の生活で、ストレスや心配事がこみあげてくることもあるかもしれません。そんな時はプライベート訪問看護サービスのケア後などに、弊社にお話しされてみてはいかがでしょうか?
心配事や困っていることなどを、どうぞお気軽にお話しください。お待ち申し上げております。
2024.08.22
「お看取り」
プライベート訪問看護サービスは、保険診療に縛られないサービスです。そのため、通常の訪問看護や介護ではできない、長時間の訪問も可能になります。通常の訪問看護ですと1日の訪問回数や時間に限界がありますが、プライベート訪問看護サービスではそれがありません。病状が進行し終末期となった場合、訪問診療や訪問看護などのサービスが介入していても、どうしても空きの時間が存在します。その時間、ご一緒におられるご家族様の精神的負担はかなりなものです。
プライベート訪問看護サービスでは、そのような際にご家族様に寄り添い、状況の変化に柔軟に対応することで、ご家族様の不安や緊張を和らげることができます。
精神的負担が強いときにもプライベート訪問看護サービスはご利用いただけますので、「このような場合でも大丈夫なのかな?」と思われた時もお気軽にお問い合わせください。
2024.08.19
「サザエさん症候群」
お盆休みも完全に終わり、今日から仕事という方も多いと思います。今年のお盆は、間の4日間を有給などでつなげば最大9連休といった長い休みになる方もみえたかと思います。長期間のお休みは今までの疲れを癒し、仕事でできなかった趣味やレジャーなどに時間を使うことでリフレッシュに最適な時間となります。そんな長期休みも時間の経過とともに日数が減っていき、残り3日、残り2日と自分の中でカウントダウンを始めてしまうと「サザエさん症候群」の開始です。別名「ブルーマンデー症候群」や「月曜病」とも呼ばれ、日本特有の症状のようですね。
軽い不安や憂鬱から始まり、重度になると仕事や学校への拒否感を強めることもあります。そのため、日曜日の過ごし方やリフレッシュ方法を工夫することが、症候群の軽減に役立つとされています。
ちなみにこの現象は、サザエさんの放送が開始された1969年ごろから認知され始めたようです。調べてみると意外に歴史のある現象で驚きましたが、仕事と休みのバランスに50年以上も悩まされていると思うと複雑ですね。
お盆休み明け…相変わらずの暑さも続いています。体調にはくれぐれもお気を付けください。
2024.08.16
「お盆」
弊社のプライベート訪問看護サービスではご自宅での自費訪問看護利用がサービスの大半となりますが、プライベート訪問看護サービスではさらにできることがあります。日本ではお盆の時期にお墓参りに行くことが一般的です。しかし、お墓の中には、立地上そこにたどり着くのが困難な場所もあります。
本日は愛知県の知多半島付近にご実家のある方の、お墓参りの同行のご依頼に行ってまいりました。あまり詳しくはないのですが、墓地は都市部から離れるにつれて勾配のきつい場所にあるように感じます。
今回はそのお墓参りに「大腿骨頸部骨折の術後2ヶ月後では大変すぎるため利用したい」という内容でご依頼をいただきました。
気温30℃を超える中でのお参りとなりましたので、ご本人様の体調を考えて短い時間での実施となりました。何事もなく完了でき、ほっとしております。
ご本人様とご家族様からも温かいお言葉をいただき、感謝申し上げます。今後とも株式会社ホームケアアライアンスをよろしくお願いいたします。
2024.08.09
2024.08.07
「よくある例」
弊社プライベート訪問看護サービスには、様々なお問い合わせやご依頼をいただいております。中には「この前も似たような状況があったような…」と感じるお問い合わせもございます。先日お問い合わせがあったA様(88歳女性)は、次女様が主に介護をされていました。弊社にお電話いただいた際は、転倒による骨折にて手術をされ、その後リハビリ病院に入院中でした。経過良好のため退院後に通所リハビリを体験予定となっており、問題なければそのまま利用開始とする予定でありました。
ただ、ご本人さまの拒否が強いためサービス利用はなかなか難しいと考えられ、弊社にご依頼をいただきました。同居のご家族様も認知症のため介護保険の申請中で、在宅介護力としては困難な状況…次女様の介護負担が大きくなりすぎる不安が大きかった様子です。
- 退院後の内服管理ができるか?
- 食事面の管理ができるか?
このように、同居されていた方の在宅介護の必要性から訪問看護や介護、ヘルパーサービスを受けられる方が多く、それでも足りない場合にプライベート訪問看護サービスをご依頼いただくケースが多いように感じます。
上記内容が介護を必要とされている方々の助けとなれば幸いです。今後とも弊社プライベート訪問看護サービスをよろしくお願いいたします。
2024.08.06
「熱中症」
8月に入り、もうすぐ1週間がたちますね。昨日は39℃を超え、とてつもない暑さに見舞われました。訪問中の車の中ではエアコンの効きが悪かったです。今月に入ってから最高気温は37℃以上の日が続き、愛知県の発表によると昨日の熱中症搬送者(疑いも含む)は名古屋市で7人、愛知県内では45人もの人が搬送されています。
天気予報では今日も36℃まで気温が上昇するようですので、せめて以下の対策をお願いします。
熱中症で一度倒れた経験者からのお願いです。何卒よろしくお願いいたします。
2024.08.02
「排便」
本日は排便の話題になります。弊社サポートニュースは文章での投稿になるため、あまりみえないかと思いますが、今回の内容は食事中の閲覧をお控えいただければと思います。プライベート看護サービスでは様々な内容のご相談をいただきます。その内容の中には「排便」についてのものもあります。「さっきこんな感じの便が出たんですが大丈夫ですか?」「最近便が出ていないと思うのですが大丈夫でしょうか?」といったところです。
人間は様々なものを食します。主に穀物類、肉や魚、野菜など…様々なものですね。そして、口から摂取したものが胃や小腸・大腸を経由して消化されて、便となります。その便の性状はさまざまあります。よく見かけるような状態ならおおむね問題ありませんが、中には注意しなければならないものもあり、観察項目として注意が必要です。
1日〜2日に1回出ればおおむね問題なし!と言われる排便ですが、その人ごとの状況にも異なり、なかなか奥が深いです。適切な食生活、規則正しい生活リズムなど、気を付けていても乱れる時には乱れます。
弊社のプライベート看護サービスでは、このような排便コントロールのお悩みにも対応させていただいています。どうぞお気軽にお問い合わせください。
2024.08.01
「8月」
ついに8月になりましたね。暑すぎますね。こちらの写真は先日暑さに耐えかねていった、地元のプールです。こういう日々にはプールのような涼しい場所が一番です。夏休みの最中ということもあって、子どもたちもたくさん来ていました。また、それの付き添いでご両親やおじいさん・おばあさんも来ており、大変な賑わいでした。
昨年は、夏らしいプライベート訪問看護サービスとして水族館への付き添いがありました。弊社では夏を満喫できる場所へのプライベート看護サービスのご依頼もお待ちしております。
なお、外出は万全を期すため事前準備の必要性がございます。お時間に余裕をもってご依頼いただけますようよろしくお願いいたします。
2024.07.31
「脊髄損傷」
こんにちは!新事務所のある円頓寺商店街は、本日から夏祭りです。楽しい雰囲気があふれ、普段と違って人もたくさん来ています。そんなお祭りにつきものなのが「お酒」です。楽しい雰囲気には欠かせないものではありますが、失敗の種ともなりえたり気が大きくなってしまったりと、節度が大切な飲み物になります。
そんなお酒ですが、失敗の内容によっては取り返しのつかない事態に陥ることもあります。「呑んだら乗るな」の標語でもおなじみの飲酒運転です。
車はもってのほかですが、自転車なら…と考えられる方もいらっしゃるみたいです。そのため、自転車の飲酒運転で転倒されて首の骨を骨折し、運悪く脊髄損傷となり首から下が全く動かない…という状況になる方を、病院時代に時々見かけました。
プライベート看護サービスをご利用の方の中にも、脊髄損傷の方はみえます。意識ははっきりとし感覚もあるのに体が動かせないというのは、介助側から見ていてもとても苦痛の大きなものとわかります。これからの夏本番、楽しいお祭りはたくさんありますが事故のないよう楽しんでくださいね。
2024.07.30
「思いがけず」
7月も最終週になりましたね。いつの間にか梅雨も終わり、気温も35℃を余裕で超える暑さが連日続いています。弊社スタッフも熱中症に十分注意しながら、日々プライベート看護サービスを実施させていただいています。先日、ミニマル青果へのご依頼からご縁をいただき、朝日山部屋様の千秋楽祝賀会に参加させていただきました。
弊社としても、名古屋場所で全力を出された力士の皆様の助けとなれたようで、とても誇らしく思います。
普段とは違った雰囲気に圧倒されつつ、プライベート訪問看護やミニマル青果のできることの幅広さを再確認することとなりました。今後ともホームケアアライアンスを何卒よろしくお願いいたします。
2024.07.26
「ALS」
皆さまは「ALS」という病気を聞いたことはありますか?日本語で筋萎縮性側索硬化症といい、運動神経細胞が徐々に機能を失う進行性の神経の病気です。難病情報センターによると、1年間で新たにこの病気にかかる人は人口10万人当たり平均2.2人です。令和2年度の特定医療費(指定難病)医療受給者証所持者数によると、全国では10514人がこの病気にかかっており、徐々に増えています。
この病気では、初期症状として手指の使いにくさや肘から先の筋肉の衰え、話しにくさや飲み込みにくさ、足の筋肉の衰えなどがあります。症状は左右いずれかから始まることが多いですが、両肩周りの筋肉の衰えから始まることもあります。進行すると全身の筋肉が衰え、呼吸すら難しくなります。
ご自宅で暮らしているALS方の多くは訪問看護や訪問介護などのサービスを利用し、闘病を続けています。弊社プライベート看護サービスにもALSの方やそのご家族様からご依頼をいただくこともありますが、ベッド上で体を動かすのも大変な方が多く、痛みや痒みがあっても自身でどうにもできない苦しさがあります。通常のサービスでは時間内に対応することができず、弊社のプライベート看護サービスで追加対応させていただくことも多いです。
このように、難病と呼ばれるだけの大変さがあるのがALSです。通常の訪問看護や訪問介護・ヘルパーサービスだけでは対応しきれなくなった時などに、弊社のプライベート看護サービスは最適です。少しでも大変さを減らせるようご家族様と協力してご対応いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
2024.07.23
「夏に向けて」
梅雨が明けて暑さが本格的になり、蝉の声がうるさいくらいになってきました。よく通る公園では柱にセミの抜け殻が大量にくっついています。お問い合わせの中にも、徐々に夏らしさを感じる内容が入ってまいりました。
- 久しぶりに来る家族のために少し外出がしたい。
- 在宅療養中の家族を旅行に一緒に連れていきたいので、同行介助をお願いしたい。
- 旅行中の家族に代わって、在宅療養中の家族の介護をお願いいしたい。
プライベート看護サービスではそのようなご要望に対して自由にプランニングできますので、お気軽にお問い合わせください。
2024.07.22
2024.07.19
2024.07.17
「プライベート訪問看護」
弊社のプライベート訪問看護サービスでは、他事業所様と連携を取ることも珍しくありません。介護保険内で訪問看護ケアを受けている方が、夜間のケア利用希望のためプライベート訪問看護サービスをご利用することもよくあります。その中で時々伺うのが、「自費の訪看って実際どうなの?」という話です。手前味噌ですが、保険内の訪問看護とプライベート訪問看護の差は「時間」と私は感じます。
「時間料金にて本人や家族の希望するケア内容を決定でき、次の訪問時間に縛られることなく一つ一つのケアに対して納得して実施されるので安心してお願いできる」という嬉しいお言葉を先日頂戴いたしました。
「スタッフも余裕があり、異常時にも落ち着いて対応してもらい安心できる」と評価していただいたことは、とても誇らしく感じます。引き続きご利用者様に満足いただけるよう、プライベート訪問看護を提供していきたいと思います。
2024.07.16
2024.07.12
「ちゃくちゃくと」
弊社の2号店が、徐々に整ってきています。写真のスペースはこれまでオンラインのみだった在宅介護・看護相談を、対面でも行えるように整備しているところです。コロナ過によってオンラインでの対応が求められ、利便性によって現在になるまでオンラインでの対応が選ばれていますが、「やっぱり直接会って相談したい」というご希望も多いので、それにお答えさせていただく形をとらせていただきました。
完成後は、落ち着いた空間で「日頃の在宅療養の悩みや葛藤」「これどうしたらいいの?といったお困りごと」などに寄り添い、解決できる場にして行けたらと考えています。
7月中には完成予定です。もうしばらくお待ちいただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。
2024.07.11
2024.07.09
「熱帯夜」
皆さま熱帯夜という言葉を聞いたことはありますか?ほとんどの人が聞いたことのあるこの言葉ですが、ここ最近では「むしろ当たり前」のように感じます。弊社プライベート看護サービスは24時間365日対応の実費訪問看護・介護サービスになります。そのため夜間もご希望があれば希望の場所までお伺いいたします。
この3つの写真は、直近3日間の夜間の車の温度計になります。
車についているため多少高く出るようですが、それにしても夜中であるはずなのに暑すぎです。車移動であることが、まだ幸いなくらいです。
しかし、中には夜間だからとエアコンを切ってしまっている方もいらっしゃいます。過去のサポートニュースでも何度か取り上げましたが、エアコンはぜひ使っていただき室温を適切に下げていただくようお寝顔いたします。
名古屋市消防によりますと、8日午後3時までに熱中症の疑いで18名もの方々が搬送されています。たとえ室内であっても、室温や水分補給に十分に注意してお過ごしください。
2024.07.08
「認知症」
私の住んでいる地域ではメールやLINEで犯罪状況や、最近だと暑さ情報など様々な情報が流れてきます。その情報の中で高齢者情報もあり、認知症の方の行方不明情報もあります。この情報は不定期で流れてきて、市内の人々に発見のお手伝いをお願いするツールになっています。認知症は2022時点で日本全国に約443万人の認知症患者が存在し、65歳以上高齢者の約12%にあたるそうです。将来的に2030年には523万人、2040年には584万人と増加し、高齢者全体の約15%になる見込みだそうです。
弊社プライベート看護サービスご利用の方々の中にも、認知症の方はいらっしゃいます。様々な病態の方がいらっしゃり、いわゆる物忘れ程度のものから、必要な食事や薬をかたくなに拒む方もいらっしゃるのが認知症症状の幅広さと難しさと実感しております。
新たな新薬の開発や新しい法律整備など進んでいますが、実際に500万人を超える認知症の方々が出てきたときにどうなってくるかはまだわかりません。
大変さを知っているものの一人として、せめて一人一人の負担が少なくなるような社会になっていることを望むばかりです。
2024.07.05
「ミニマル青果」
株式会社ホームケアアライアンスでは、主に以下のサービスを実施しています。- プライベート看護サービス
- オンライン介護相談
- 訪問看護コンサルタント
「ミニマル青果」では、大量注文も可能です。先日は夏場所を控える朝日山部屋の力士の方々に差し入れのご依頼をいただき、お届けに上がりました。
初めて力士の方々にお会いしましたが、皆さんとても大きく30キロの米袋を片手で持ち上げていたのには驚きました。
朝日山部屋の皆様、夏場所のご活躍をお祈り申し上げます。
2024.07.04
「口の中」
皆さま、歯磨きはどうされているでしょうか?多くの人が1日に1〜3回程度の歯磨きを実施されていることかと思います。歯科衛生士さんによると1日2回、1回3分間程度が望ましいようですが、私はテレビを見ながら歯磨きをすることが多いので磨きすぎかもしれません。在宅療養中の方々も、もちろん歯磨きの必要性があります。ご自身で歯磨きが行えない場合は、他者が実施する必要が出てきます。歯磨きが必要な理由としては…口の中は雑菌の宝庫ですので、そのままの状態で放置していくと歯周病や虫歯、そして菌が肺に入ることで肺炎を起こす危険もあります。
今は歯ブラシをはじめ様々な口腔ケア用品があるので、それらを使い口の中をきれいにしておくことは大事なことです。プライベート看護サービスでも口腔ケアを実施されている方は多く、私たちも口の中のトラブルを起こさないよう丁寧に実施させていただいています。
そんな中で、先日プライベート看護サービスを提供させていただいているご家族さまから興味深いアイテムを見せてもらいました。写真のブラシは歯ブラシの先が大きな固めの綿毛になっており、口の中の汚れや唾液、喀痰などをごっそりとることができます。
正直感動してしまいました!主に臥床状態が長い方や、ご自身で歯磨きができない方に最適と感じます。病院に勤めているときに欲しかったですね。
弊社プライベート看護サービスでは、今日も皆様のお口の中をきれいにさせていただきます。
2024.07.03
「7月」
7月になりましたが、梅雨真っただ中のためジメジメムシムシが続きます。今年の梅雨も7月半ばまで続くようですね…早く明けてほしいものです。本日、すでに蝉の声が聞こえてきました。これを聞くと暑さも倍増され、よりつらく感じます…。
弊社のプライベート訪問看護サービスを受けられている方々のご家族様の中には、この暑さのためか脱水や熱中症をおこされる方もちらほらいらっしゃいます。
重ねて申し上げますがしっかり水分を取り、適切な室温でお過ごしくださいますよう重ねてお願いいたします。私たちも体調管理に気を付けながらプライベート看護サービスを提供させていただきます。今月も何卒よろしくお願いいたします。
2024.06.28
2024.06.26
「外出」
在宅療養生活では、ほとんどの時間を自宅内で過ごされる方が多いです。それで問題ない方なら良いのですが、もともと外に出かけるのが好きだった方にはなかなか厳しいものがあるかもしれません。先日は、元々外出好きだった方のご家族様からのご依頼で、外出同行に行ってまいりました。大まかに以下のようなスケジュールでした。
外出の際には、ご本人様の状況や行先によって事前準備が必要になります。万全を期すためにも必要な作業になりますので、ご連絡はお早めにお願いいたします。
2024.06.24
「梅雨入り」
東海地方もついに梅雨入りした!と、先日気象庁から発表がありました。本格的にジメジメムシムシの季節が到来です。この季節は湿気や湿度の上昇によるマイナートラブルとの戦いになりますが、梅雨時期に気持ちが沈みがちになる現象や、頭痛や関節痛がひどくなるといったトラブルに見舞われる方も一定数います。
これらの不調全般を「気象病」と総称します。「何となく頭が痛い」「なんかだるい」「なんか最近調子が…」というのは、弊社プライベート看護のサービス中にもよく聞く話です。
- ストレスが多い人
- 起床・就寝時間が一定せず生活リズムが崩れている人
- 睡眠不足の方
- 食事を抜きがちな方
昔から言われる規則正しい生活や栄養バランスの良い食事、心身のリフレッシュにより自律神経を整える…これらを実践し、梅雨シーズンを乗り切っていきたいものですね。
2024.06.20
「きれいに捨てましょう」
先日も載せた内容につながりますが、先日G退治を行った時のおそらくの原因がこれです。今回は、経管栄養としてこの栄養剤を捨てていたごみ箱周りに発生しました。Gは高温多湿の環境を好み、夏にかけて活動が活発になるようです。そこのような栄養剤は最高の栄養になってしまうので、しっかり洗って捨てましょう。
もう一度言いますが、しっかり洗いましょう!弊社でG退治の対応ができるスタッフは1名のみとなりますので、どうぞご理解ください。
2024.06.19
「施設からプライベート看護サービスを利用し、ご自宅へ」
今回は、弊社をご利用いただいている方のお話です。元々施設にいらっしゃった方で、ご本人とご家族の希望によって自宅に戻られた方(C様 60歳代男性)の事例となります。C様はご病気により入院されていましたが、可能な治療を行ったものの効果が薄く、これ以上の治療は望まないとのことで施設入所が決定されていました。
しかし、いざ施設に入居しても時間が決められて行動が制限されることや、まだ動ける状況であるのにもかかわらず外出もままならない状況にだんだんストレスをためていってしまい、施設内でも大声を出したりスタッフに対してきつい言葉を話すようになっていきました。
状況を心配されたご家族が本人の希望を尊重され、関係各所と調整したのちに弊社へご連絡いただきました。弊社へは下記のような内容を主にご希望されましたので、現在プライベート看護サービスにて対応させていただいています。
- 夜間の対応
- 突発時や緊急時の訪問
- 希望時に外出への付き添い
このように、プライベート看護サービスは既存の訪問看護・訪問介護に比べて自由度やできることの幅がかなり広く、「こうできたら…」「あれがしたいな…」といったご要望を叶えることのできるサービスとなっております。
在宅での療養生活は、一言では言い表せない大変さもあります。お一人で抱え込まず、お気軽にお問い合わせください。
2024.06.18
2024.06.17
「あつい」
梅雨に入る前から真夏日な毎日に、すでに夏バテ気味です…。訪問看護・訪問介護はご利用者様宅に出向く必要があるため、この暑さはなかなか強敵です。しかし、そんな暑さも一部の高齢者の方には効かない場合もあります。効かないといっても無敵になるわけではなく、むしろ鈍感になることでダメージに気か付かないという状態です。
高齢者は若年者よりも体内の水分量が少ない上、体の老廃物を体外に排出する際によりたくさんの水分を要します。おおむね体内の水分量が子どもで75%、成人は60%、高齢者が50%と言われています。
また、加齢によって体の感覚機能が低下することで暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。これによって気温30度を超えていても締め切った室内に平気で過ごしたり、水分を取らなくても平気な状態になってしまいます。
次に、暑さに対する体の調節機能が低下します。先ほどの内容と被りますが、体の調節機能が低下するので高齢者は若年者に比べて体に熱が溜まりやすく、循環器系への負担が大きくなる傾向にあります。愛知県内の熱中症での搬送者数も、すでに95人もの方が熱中症(疑いを含む)で救急搬送されています。
月並みですが…
これらのことに十分に注意し、厳しい暑さを乗り切っていきましょう。
2024.06.14
「訪問看護事業」
先日、訪問看護をされている方とお話させていただく機会がありました。弊社はプライベート看護サービスを提供していますが、これは通常の訪問看護とは異なり、全額実費ではあるものの幅広く、制限なく訪問看護を行えるというものです。訪問回数や時間による制限もなく、内容もご利用者様やご家族様の希望を叶えることが可能です。
また、訪問看護事業所様からではフォローできない時間帯での追加の訪問や、訪問時間内でできなかったことをその後の時間で行うことで連携を取ることもできます。
それに、「ミニマル青果」を活用すると、市場や商店と協力してよりおいしい食事や食材を療養生活に取り入れることもできます。
これら弊社ができることと訪問看護事業所様ができることをかけ合わせることで、より満足度の高い療養生活を送ることができると考えております。
弊社は事業所様からのお問い合わせも随時受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
2024.06.13
「食中毒」
6月も、もう2週間がたちますね。徐々に気温も上がり、名古屋市内では30℃を超える日も珍しくなくなりました。だんだんと梅雨入りの気配が近づいてきているのを感じます。この季節は高温多湿、じめじめ、ムシムシしてとても不快です。根拠はありませんが、エジプト人ですら日本の高温多湿の環境は本国よりも大変だとか…。そんな環境ですと、気を付けなければならないのが食中毒です。
厚生労働省によると、毎年食中毒の発生件数は年間を通して5月〜8月にかけて増える傾向にあり、6月が最も多いそうです。6月はまだ暑くなってくる過程で、油断している時期だからでしょうか?
プライベート看護サービスを提供する際も食べ物や飲み物の提供には特に気を配ります。たとえ冷蔵庫に入っていても、日にちが経ったものは捨てていただくようお声掛けすることも多いです。
ちなみに…私は煮物系の料理を作るのが好きなのですが、根菜は作ったものの足が速くなるとのことを聞いてから、この季節には量を少なくして入れるようにしています。皆さまも十分注意して、このじめじめの季節を乗り切っていきましょう。
2024.06.12
「働き方改革」
皆さま「タイミー」という会社をご存じですか?会社ではなく、アプリとしてなら聞いたことがある方もいると思います。実は最近、このようなアプリなどを使って短時間だけ働く「スポットワーカー」が増えてきているそうです。介護業界も例外ではなく、「すき間時間に働ける」というニーズにマッチし、以下記事によれば23万人もの介護分野の有資格者の登録があるそうです。 他事業所様と話す機会もありますが、その際にはやはり「人手不足」というワードは必ずと言っていいほど出てきます。介護業界では離職理由に「職場の人間関係」や「介護の理念の違い」が多いといわれますが、厚生労働省によると2023年度で22万人、2040年度には69万人の介護人材が不足すると予測されています。
出産や育児、親の介護などで長期離職していたり、フルタイム勤務が難しい人もいるかと思いますが、スポットワークを利用すれば短時間で働ける層を取り込むことが期待されます。
弊社ではこのようなサービスを利用してご利用者様にサービスを提供することはありませんが、必要としていただける方々にご満足していただけるプライベート看護を今後も提供できるよう、邁進してまいります。
2024.06.11
「G駆除作戦」
弊社ではプライベート看護サービスを提供しております。これは本来「保険料+実費」で行われる訪問看護を「実費のみ」で賄う代わりに、通常の訪問看護では制限される内容や時間も制限されない…というものです。例えば…先日伺ったご利用者様宅では、経管栄養を行っていました。経管栄養とは「病気や障害によって口から食事がとることができない方が、鼻から管を通したり腹部に胃ろうと呼ばれるアダプターを造設することで、直接胃に栄養剤を注入できるもの」になります。
それらで使用される栄養剤の多くはとても甘い匂いがし、当然ですが栄養価は高いです。そのため、使用後の容器を洗わずに捨てていると「G」が発生することがあるのです。
私(森下)は駆除のプロではありませんが、「G」を退治することならできます。上記の場合は訪問前に「G」が出たことをご連絡いただき、駆除のご依頼をお受けし、訪問前に薬局にて殺虫スプレーや置き型の駆除剤を購入して伺いました。
そして、プライベート看護サービス実施後に「G」駆除のため活動させていただき、3匹の駆除と置き型駆除剤の設置を行っております。
これは少し特殊な例で私(森下)のみが対応できる事例となりますが、プライベート看護サービスと一緒に実施することも可能ですのでお気軽にお問い合わせください。(他のスタッフは行っておりませんのでご了承ください。)
2024.06.10
「弊社の利用について」
弊社をご利用される方の状況は、お一人お一人違います。そのため、今回のケースはあまりない例ではありますが、ご紹介だけさせていただきます。ALSのAさまは病状の悪化に伴い、施設入所を視野に医療スタッフやご家族と協議をしていました。施設入所が決まり実際に入所しましたが、日がたつにつれて施設ではマンパワーの関係で「できないこと」や「継続的に対応が難しいこと」が出てきました。
それを苦痛に感じたAさまがご家族と相談し、「やっぱり家で過ごせないだろうか」という強いご希望を出され、自宅に戻っても在宅療養生活が続けられるように調整をされていました。その過程で弊社のことを知っていただき、ご自宅に戻られた後の急な外出や、入浴など他事業所では対応の難しいケア、突発的なご希望などでプライベート看護サービスをご利用いただいています。
施設に入所をされても、「できること」「できないこと」はどうしても出てきます。そのため、そのような状況の改善のために弊社をご利用いただき、より「その方らしく療養生活」を送ることができるようになっていただければ、私たちとしてはとてもうれしいです。
2024.06.07
「少子化」
今回は、少し在宅看護や介護から離れた内容です。しかし、いずれ確実に看護・介護へ影響を及ぼすものです。私は新聞を電子版で読むのですが、テレビのワイドショーでも取り上げられるほど大きな話題でした。
厚生労働省は、5日に2023年の人口動態統計を発表しました。1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は1.20で、過去最低を更新したそうです。出生数や婚姻数も戦後最少、将来不安や価値観の変化から結婚や出産をためらう若い世代が増え、少子化に歯止めがかからない…そんな言葉で締めくくられています。
どうしても職業病で在宅介護のことを考えてしまうのですが、現在では多くの方が病院か施設で亡くなることが多く、年間140万人を超える方がそれにあたります。ニーズの変化にもよりますが、核家族化によって家庭内での介護へのマンパワー不足も要因の一つとなると考えられます。
そして…やはりニーズの変化として、「やっぱり最後は住み慣れた自宅で過ごしたい」というものが昨今増えてきています。年間18万人強の方がそのように希望されており、弊社をご利用いただいている方もその中に入ると考えられます。
少子化によってさまざまな問題が発生し、在宅療養の分野も例外ではありません。何年後かに、この問題がさらに大きくなることは確実でしょう。皆さんはどう感じましたか?
2024.06.05
「弊社紹介」
6月になり少し気温は高いものの、まだ梅雨前のさわやかな日が続いています。今月も様々なご依頼やお問い合わせをいただきまして、ありがとうございます。弊社のプライベート看護サービスをご利用いただく際に多く聞かれるのですが、実施を希望されているケア内容に対して「こんな時間にお願いしてもいいの?」と聞かれることがあります。
弊社のプライベート看護サービスは、看護師がご利用者のもとに直接伺い「看護・介護サービスを含めた困りごと全般」を行うサービスです。そのため、時間に対する縛りもありません。通常の訪問看護や訪問介護ではできない、22時からの入浴・洗髪などの清潔ケアや夜間外出も可能です。
現行の訪問ケアサービスでは断られてしまうような内容でも、弊社のプライベート看護サービスで可能な内容は多いです。例えば、以下のようなことは実際にご利用者様からご要望いただいたことのある内容で、今までに弊社にて実施したことがあるものです。
- 夜一日の終わりにお風呂に入りたい
- 鶴舞公園の夜桜が見たい
現在介護を受けている方、介護をされている方、もう少し在宅療養生活を楽にしたい方…など様々な理由でご利用いただいていますので、お気軽にご相談いただき、少しでも助けになることができれば私たちとしても嬉しいです。
2024.06.03
「一人暮らし」
6月に入り、もう1年の折り返しに差し掛かっていますね。日々の速さに目が回りそうです。先月も弊社へご依頼やお問い合わせを多数いただき、ありがとうございました。先日ご依頼いただいた方もそうでしたが、弊社をご利用される方にも一人暮らしの方がいらっしゃいます。多くはその方のご家族様からのご依頼で伺うことが多く、プライベート看護サービスを提供させていただいております。
以下の記事にあるように、今後一人暮らしの高齢の方は増加の一途のようです。 ただ、これまでと違うのは…昭和の時代から核家族化が進んだとはいえ、現在まで核「家族」という「誰か」はいました。しかし、今後はその誰かもいなくなってしまい、「一人暮らし」の方が増えていくとのことです。
弊社へのお問い合わせでも、別居されているご家族さまや遠方に住んでいるご家族さまから、高齢のご家族のためにプライベート看護サービスのご依頼をいただくことがあります。そのため記事の内容は他人ごとではないように感じました。
こういった高齢の一人暮らしの方の在宅介護にも、少しでも弊社が助けるお手伝いができれば幸いです。
2024.05.31
「5月最終日」
今日で5月も終わりですね。年々1ヶ月の時間の進み方が早く感じます。今日の名古屋は雨が降ったり止んだりとした天気のようで、こんな天気の時はプライベート看護サービスのスタッフは心配事が増えます。…その内容は「痰」です。イメージとしては、おじさんが「カーッペッ!」ってやっているあれです。前述のおじさんのように自身で痰を出せる方は問題ありませんが、疾患や加齢によって喀出(かくしゅつ)できなくなると「窒息するかもしれない」という不安がつきまといます。そのため、痰を吸引し、排出させる必要があります。
また、気管切開や人工呼吸器を利用している方だと湿気によって痰の量が倍増したり、チューブ内の水滴(結露)が気管内に入るとさらなる痰を引き起こしたり、感染の原因になったり…と、トラブルの種にしかならないのです。
私も個人的には天然パーマのためこの時期はもさもさの頭と格闘しなければならず、「この頭何とかならないものか…」と悩みが一つ増える時期でもあります。
いずれにせよ体調を万全にプして、プライベート看護サービスやミニマル青果など、ご利用者様に安心をお届けできるよう尽くしてまいります。
2024.05.29
「○○ケアラー」
私は職業柄、医療・看護・介護分野の記事をよく見ます。弊社のご利用者様にも言えることなのですが、以下の記事は最近のお問い合わせ内容でも感じる内容でした。
弊社にお問い合わせいただく方やご利用者様の多くはそれまで普通に仕事をされており、急なご家族の病気などで在宅看護・介護を行う必要が出てきた方がほとんどです。もしかしたら会社内で役職についていた方もいらっしゃるかもしれません。(弊社では必要以上の個人情報はお聞きしないため、本当にいらっしゃるかどうかは関知していません。)しかし、そんなこととは関係なく、在宅介護の現状はどんどん迫ってきます。たびたびメディアなどで「仕事をしながら親の介護をして…」という内容の話が取り上げられますが、彼らは「ビジネスケアラー」と呼ばれるそうです。2025年には300万人がこのような状況になるとされ、企業・社会全体で取り組む課題として紹介されています。
厚生労働省の推計では、2030年には国内の認知症患者は523万人に膨らむとされています。また経済産業省では、2030年時点の介護離職者は11万人にのぼり、働き手の介護負担に伴う経済損失は9兆円を超えると試算されています。
なかなかに恐ろしい未来予想です…。その様な状況になっても対応できるよう、弊社も必要とされている方々にサービスを届けられるよう微力ながら邁進してまいります。
2024.05.28
「5月ももうすぐおわり」
今週で5月も終わり、土曜日からは6月に入ります。ここ最近、訪問に伺うとご家族様が体調を崩されていることや、ご利用者様に入る予定だった事業所様のスタッフが体調不良で来られないという話を耳にします。弊社スタッフには今のところ体調不良者はいませんが、このまま油断せず参りたいと思います。
弊社のご利用者様に多い最近のマイナートラブルとしては、「発熱」「倦怠感」「喀痰吸引が必要な方の痰の量の増加」などが主に挙げられます。
また、今月の珍しかったご依頼では、夜間にお電話でご連絡をいただき、猛烈な腹痛の訴えがあったご利用者様と救急外来受診の付き添いを行いました。結果、食中毒で大変な目にあったということもありました。
気温も20℃後半〜30℃台になることが珍しくなく、湿度も高い環境が続いています。なかなか不快な気温や湿度が続きますが、どうか皆様お身体をご自愛くださいませ。
2024.05.24
「AIの活用」
昨今、ChatGPTをはじめAIの発展は目覚ましいです。半導体大手のマイクロソフトやグーグルは業績を伸ばし続け、NVIDIAが過去最高の売上高を出したことがニュースなっています。しかし弊社のような在宅医療の現場や病院にはなかなか浸透している様子はなく、勤務表や訪問看護・介護のライン業務などでは「AIがきっと活用できるのにな…」と思うにとどまっていました。
しかし先日、以下のような画期的な記事を見つけました。 こちらの記事では、看護師の作成する記録や入退院時に苦戦するサマリー(患者さんの情報提供書のようなもの)の作成をAIで行うことができるとのことです。「病院勤務時代に欲しかった!!」と強く感じました。
今後、記事のような取り組みをしている病院が増えてきてもらえれば、さらにAIの活用が活発になり人手不足や業務の効率化の一助になることでしょう。パズルのような勤務表や訪問ライン表の作成から解放されるのも近いのかもしれません。
ITの分野の発展は在宅介護・看護の分野でも確実に役立ってきてくれるでしょう。弊社も置いて行かれないよう必要な技術を取り入れて、ご利用者様により安心を提供できるサービスを作っていきたいと思います。
2024.05.22
「両立の難しさ」
弊社には様々なご相談が寄せられます。高齢のご夫婦、老齢のご両親を介護なさっている方、急なご病気でご家族の介護が必要になってしまった方…などなど。皆さま様々な背景を抱えておられ、大半の方が「どうしたら…」というお気持ちをもって連絡をしてくださいます。今回はその中でも両立の難しさを痛感した事例をご紹介したいと思います。(内容につきましてはご家族さまの了承を得ております。また、ご本人さまを特定できないよう一部ぼかしています。)
B様は難病のためご自宅療養中でした。ご主人さまとご本人のお母様と同居されていました。1年ほど前に体調を崩してから寝たきりの状態が続いてしまい、数ヶ月前より寝たきりの状態になってしまいました。
はじめは訪問介護を利用しながらご主人が仕事の合間で介護をされていましたが、年度替わりに仕事上の配置転換で別部署に異動になってしまい、慣れない業務と介護で疲れ果ててしまいました。
利用していた訪問介護では主にご主人様がB様を見ていた夜間は対応していませんでしたので、24時間対応の弊社にご依頼をいただきました。今までと違った業務に悪戦苦闘した後の介護がとても堪えると話されておられましたので、ご主人様の負担軽減をメインにプランを組ませていただきました。
主に夜間をメインに訪問を組ませていただき、仕事の合間を見て昼間も帰宅し介護していた部分も弊社が行うことで、ご主人は新しい部署の仕事に専念することができ、体を壊すことなく生活を維持することができました。また、予定外の事態やご希望など必要時対応させていただくことで、「丸投げできているのでとても安心できる」というお言葉もいただいています。
在宅介護・看護は一人でできるものではありません。公的なサービスや必要時には弊社のような自費サービスを併用していただき、介護者様自身の健康も守っていく必要があります。現在介護をされていらっしゃる方々で「きついな…」と感じたり「少し休みたいな」と感じている方は、弊社のようなサービスを利用することでご自身の健康も守っていただければと感じます。
2024.05.20
「嬉しかったこと」
先日、とても嬉しい出来事がありました。弊社のスタッフがご利用者様宅に訪問した際、ご家族様から興味深いお話を伺いました。他の事業所の方が「プライベートさんはどのようにケア方法や対応方法を行っているのか?」と尋ねてきたというのです。弊社のサービスや取り組みに対する関心が、他の事業所からも寄せられていることを知り、大変光栄に感じました。これまで、弊社のサービスに対する評価や感想を、直接耳にする機会はあまり多くありませんでした。そのため、このようなお声をいただけることは非常に嬉しく、スタッフ一同の励みになります。私たちが日々取り組んでいるケアが、ご利用者様やそのご家族様だけでなく、業界全体からも注目されていることを実感いたしました。
しかし同時に、このような評価を受けるということは、大きな責任を伴うことでもあると感じています。今後も決して中途半端な対応をせず、ご利用者様に常に安心感と満足感を提供できるよう、さらなるサービスの向上を目指してまいります。スタッフ一同、サービスの徹底と質の向上に努めていく所存です。
この出来事を通じて、改めて私たちの取り組みの重要性を認識しました。
これからもご利用者様一人ひとりに寄り添い、ご満足いただけるケアを提供していくことをお約束いたします。引き続き、皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2024.05.17
「パーキンソン病」
弊社プライベート看護サービスのご利用者さまには、様々な原疾患の方がいらっしゃいます。その中でも今回は、「パーキンソン病」の方の例をご紹介いたします。A様はパーキンソン病を発症され1年以上経過された方で、立つことが困難になってきている状況でした。そのため、日常生活にもかなり支障をきたしてしまうようになり、ベッド上で寝返りを打つことも難しくなってきて、褥瘡の危険性が出てきていました。
また、食事も自身で摂取できなくなり介助が必要になったことや、体の関節が固くなってきてしまっている状況でした。
そこで、ご家族様からプライベート看護サービスをご依頼いただき、弊社としては、
- ベッド上で過ごされているときには2〜3時間おきに体位変換を実施。
- 毎食事の介助を実施。通常色が摂取困難な場合は刻んだり、すりつぶしたりなどの工夫をする。
- 日中の時間でご本人様の体調を観察しながら体の関節が固まらないよう運動を補助する。
- トイレでの排泄が困難なためおむつやパットを用いた排泄の介助を行う。
これはほんの一例で、同じ疾患でも一人一人で提供できるケアは違ってきます。もちろんご家族様のご希望も確認しながらケアを提供させていただいています。
様々なお問い合わせをいただく中で、プライベート看護サービスは提供できることの個人差がとても大きくいことがわかりました。ご依頼者様もどうしたらよいかと悩まれることが多いのですが、参考までにこのサポートニュースが役立てれば幸いです。「こんなことでもいいのかな?」と思われるようなどんな細かいことでも、どうぞお気軽にお問い合わせください。
2024.05.16
「帰宅願望」
プライベート看護サービスでは、様々な方へ自費での訪問看護を提供しています。ご自宅・施設など場所関係なく、ご本人様もしくはご家族様からのご要望にて、必要な看護サービスを提供するのが主な仕事内容です。ややプライベート看護サービスからは話題がずれますが、施設で働いた時のことをお話したいと思います。看護・介護の共通認識として「夕暮れ症候群」というものがあります。これは、主に認知症を患っている高齢者に見られる現象で、夕方から夜にかけて「不安」「混乱」「攻撃的な行動」または「興奮状態」が増強することを指しています。
このような状況の場合、多くの資料では、
- 認知症の方の気持ちを考えて行動する
- こちらが時間に焦ったり、急いでいる様子を出すことなく接する必要がある
しかしながら、当然現場はそんな簡単にはいきません。16〜18時台というのは、多くの病院・施設において夕食の準備のために、以下のような業務がてんこ盛りです。
- 食事をとれる状態に各患者及び利用者様を起こして体制を整える。
- 排泄物がある状態で摂食しないよう排泄の確認、処理を行う。
- 飲み込みが悪い方のために液体の食事にとろみをつけ、一人一人にあった食器を準備する。
そこで、プライベート看護サービスではそのような実体験も踏まえて、ご利用者様おひとりに確実な時間をかけさせていただいています。
それこそ、ご自宅にいても「帰宅願望」がある方もいらっしゃるのが在宅介護です。ご家族様やご本人様のご希望を最大限に叶えることができるよう、そして安心を提供できるように、今後もプライベート看護サービスを提供させていただきます。
2024.05.14
「喀痰吸引」
弊社のホームページをご覧になっていただいている方々は、少なくとも在宅介護・看護に係わっていらっしゃる方でしょうから、上記の漢字の読みはお判りいただけるかと思います。どんな職業にもその職独特の頻出漢字があるかと思いますが、私たちの職業では上記で挙げたもののほかに「褥瘡」「痙攣」「鱗屑」などがあります。どの漢字も、状態としては患者様やご利用者様に起きて欲しくないものばかりです。
「褥瘡」
「じょくそう」と読みます。主に寝た時間が多い方にできやすく、床ずれとも表現します。
主にお尻の尾てい骨周りや踵・くるぶしにできることが多く、栄養状態が悪いとなかなか治りません。さらにその褥瘡の傷から感染症をおこし…なんてこともあるので、可能な限り避けなくてはなりません。
「じょくそう」と読みます。主に寝た時間が多い方にできやすく、床ずれとも表現します。
主にお尻の尾てい骨周りや踵・くるぶしにできることが多く、栄養状態が悪いとなかなか治りません。さらにその褥瘡の傷から感染症をおこし…なんてこともあるので、可能な限り避けなくてはなりません。
「痙攣」
「けいれん」と読みます。様々な要因で全身や体の一部が一定時間震えることです。脳や神経、筋肉からくる様々な状態によって引き起こされます。
「けいれん」と読みます。様々な要因で全身や体の一部が一定時間震えることです。脳や神経、筋肉からくる様々な状態によって引き起こされます。
「鱗屑」
「りんせつ」と読みます。剥がれた角質が皮膚表面にたまった状態のことです。
頭皮でみられるものは一般に「フケ」と呼ばれます。少量であれば洗髪や入浴介助、清拭などで除去できますが、溜まってくると感染上の温床にもなりかねません。
いかがでしたでしょうか?自身ではいつも接しているため書くことのできる漢字でも、ほかの人に指摘されて気が付くこともあります。「りんせつ」と読みます。剥がれた角質が皮膚表面にたまった状態のことです。
頭皮でみられるものは一般に「フケ」と呼ばれます。少量であれば洗髪や入浴介助、清拭などで除去できますが、溜まってくると感染上の温床にもなりかねません。
これらの内容は、ご利用者様とそのご家族様との会話の中で出てきた話題で漢字ゲームをした時のものになります。ちなみに…一番初めの漢字4文字は「かくたんきゅういん」と読みます。このゲームの中では、私だけ「ばら」が書けませんでした。
このような雑談にも時間をかけることができるのがプライベート看護サービスです。どうぞお気軽にお問い合わせください。
2024.05.13
「母の日」
12日は母の日でしたね。私にも両親がおり母がいますが、仕事を理由に母の日のお祝いができませんでした。いけないと反省しつつも、そんな現役世代は多いのではないかと思います。現職業病かもしれませんが、現役世代の一人としては毎年年を取っていく両親の介護がいつ始まるのかと思いを巡らせるきっかけとなった日でした。
看護師として働き思うのは、様々なご家族の介護現場にかかわらせていただき、やはりどのご家族も人一人介護することにかなりの時間とエネルギーを使っていらっしゃるということです。
弊社のご利用者様も、要介護者様のご家族さまからのご依頼が多いです。「急に介護が必要になりどうしたらいいかわからなくて」「ネットでとりあえず調べたら、この会社が出てきて」「今介護をしてるんだけど、休む時間が取れなくて」などなど…。
家族介護は「時間」「お金」「労力」ともに必要な問題です。お問い合わせいただいた方からも、この3つの内容が問題としてお話されます。今はインターネットも発達し情報も簡単に手に入る時代ですが、それでも簡単に片づけることができないのが介護の問題です。
弊社へのお問い合わせは電話かメールでのお問い合わせがメインですが、そこでやり取りしているうちに直接会って現状を確認し、「どうしたらよいか?」「弊社でご協力できることはないか?」とご依頼者様と一緒に考えていきます。
少しでも介護・看護の問題で苦しむ人が減るように、またそれらの方々のサポートを円滑に提供し安心をお届けできるように、今後もプライベート看護をはじめとしたサービスを提供いきたいと思います。
2024.05.10
「認知症」
今日は早朝から鳥肌が立つような寒さでしたね。鳥肌といえば…ゴールデンウィーク中のご利用で、認知症のご家族の夜間ケアという内容のご依頼がありました。「認知症とはいえ、見ているだけならカンタンじゃない」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら認知症のケアはそんなに甘いものではありません。「認知症とは、様々な脳の病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に低下し、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、社会生活に支障をきたした状態をいいます」と、厚生労働省のホームページに書いてありますがいまいちピンときません。
実際のところは、「徐々に様々なことがわからなくなる」という状況です。
- ここがどこか?
- 今はいつか?
- 家族、配偶者、子や孫の存在
- 手の洗い方
- 歯の磨き方
- トイレの方法
- 着替えの仕方
- 歩き方
- 食事の食べ方や摂ること自体
このように、病院や施設で働いている看護師や介護士でも十分な注意が必要な認知症ケアです。それまで関わったことのないご家族なら、なおさらと言えます。居室に失礼したら部屋中に○○が飛び散っていた…なんていう、鳥肌の立つような出来事も起こりえるのです。
弊社にご依頼いただく認知症の方のご家族様は、普段はどうにかご家族様内でその方を看ておられ、休息の意味合いで弊社にプライベート看護サービスをご依頼いただく場合が多いです。決して簡単ではない在宅介護です。少しでも安らげるお時間を提供できるようスタッフ一同対応させていただきます。
2024.05.08
「診療報酬」
弊社は「プライベート看護サービス」を提供しています。これは現在「訪問看護」と認識されているサービスとは異なります。「訪問看護」は医療保険や介護保険を利用することで実質全体にかかる費用の1〜3割の金額を支払い、残りを税金で支払う在宅サービスになります。「プライベート看護サービス」は医療保険や介護保険を利用することなく、全額ご利用者様が利用料を支払うことで、時間や回数、内容の制限なくかなり自由度の高い内容のケアを提供できるというものになります。そのため、割高にはなるものの自身の望む通りのケアを受けることができます。
しかし最近、事業所による診療報酬の過剰請求が一時ニュースに上がりました。この問題は、本来必要のないご利用者様に訪問看護サービスを提供するように指示したことのようです。 診療報酬の過剰請求などの不祥事は時々あります。お電話でもお問い合わせをいただきましたが、弊社の「プライベート看護サービス」はこのような不祥事が起こる仕組みになっておりません。どうぞご安心いただき、お気軽にご相談ください。
2024.05.07
「連休明け」
本日からゴールデンウィーク明けの方が多いのではないでしょうか?たくさんの人から「サザエさん症候群」なんて言葉がよく聞こえてきそうです。弊社はゴールデンウィーク中も休みなく、プライベート看護サービスをはじめとしたサービス提供を続けていましたので「サザエさん症候群」とは無縁です。連休中にご依頼があったのは…
- 持病がありケアが必要の方の、遠距離移動の付き添い
- イベントごとへの参加
- 普段介護を行っている方の休憩時間の確保
- 現在施設での看護介護サービスを受けられている方の、サービス外でのケアの実施
- 病気や介護相談
これらの内容は連休でなくても実施可能ですので、お気軽にお問い合わせください。連休明けも体調に気を付けてまいりましょう!
2024.05.02
「最期の時」
人はどんな人でも最期は死を迎えます。これは絶対です。今回はなかなか話しにくい「死」についてのお話です。(※内容についてはご家族様にご了承をいただいています。)先日、ご利用者様がご逝去されました。一昨年、肺がんが発見され化学療法をされていましたが、徐々に体力がなくなる形でご逝去されました。ご逝去されるまでは対症療法を行い、最終的には麻薬で痛みを和らげながら治療を続けていました。
仮にAさまとさせていただきます。ご本人さまの希望でご自宅で療養されていたため、日常生活の介助…特に喀痰吸引と排泄ケアに関して重点を置き、プライベート看護サービスを提供させていただくことになりました。
室内でのケアは簡単ではありません。病院ほど設備が整っていないことや、匂いの問題があります。この方の場合はオムツ交換がメインでしたが、自宅の部屋で「オムツを換える」というのは匂いの問題が出てきます。排泄物の匂い、がん特有の匂いが慣れない方には大変苦痛です。
通常の住宅ですと、どうしても居室に匂いがついてしまいます。Aさま邸の場合は、特大の置型消臭剤4つと交換後の換気を徹底することで対応させていただきました。清潔を保ちながら療養生活を送られるよう支援するのも弊社の務めです。
また、ご逝去時の関係場所への連絡やエンゼルケアも行わせていただきました。最期の時はなかなか平常時のようにはいかないため、その都度必要なケアや困りごとを伺いプライベート看護サービスを提供したしました。
すべてではありませんが、最期の時にはプライベート看護サービスのように自由度の高いサービスの有用性を特に感じます。これからも必要な方々に弊社サービスを提供することで、少しでも療養生活が安心して送られるよう邁進してまいります。
2024.05.01
「施設入所中のご利用者様について」
弊社のプライベート看護サービスは、施設に入所中の方でもご利用いただけます。これは、医療保険や介護保険を使って利用できる一般的な訪問看護との大きな違いの一つです。世間でよく言われる施設には「住宅型有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」などの形態があり、それぞれが介護保険や医療保険を利用して入所することが可能です。疾患や老齢で介護が必要になった方をご自宅で看ることができない場合は、これらの施設から入ることのできる場所を選択して入所することになります。
ただ…介護度やサービスの内容によっては、「それはできません」「それは我慢するしかありません」と施設側から言われてしまうこともしばしばあり、ご利用者様やご家族にとって満足のいくものではない現状があります。
しかし、弊社のプライベート看護サービスは保険に頼らないサービスですので、そのような制限はありません。ご利用者様やご家族様に満足いただけるまでサービスを受けていただくことが可能です。現在ご利用いただいている方や過去にご利用いただいた方からも、それらの点にご好評をいただくことが多いです。
プライベート看護のご利用により、施設に入所中の方でも安心して療養生活を送られるようなサービスを提供させていただいておりますので、施設に入所中で何かお困りのことがある方もどうぞお気軽にご相談ください。
2024.04.30
「GW!」
今年もゴールデンウィークが始まりましたね。中には有給などを使って10連休!…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?弊社は今年もゴールデンウィーク中は営業しております!日々様々なご依頼をいただく中で、連休中は付き添いやご家族の外出の間の見守りなどのご依頼が多いです。
普段療養生活を過ごされている方にとっても外出できる機会となりますので、楽しめるよう全力でサポートさせていただきます。
ゴールデンウイーク後半は天気も良くなりそうですので、先日のサポートニュースでも触れましたが、熱中症には十分ご注意くださいね。それではよいゴールデンウイークを!
2024.04.26
「季節外れ」
4月もそろそろ終わり、5月のゴールデンウィークが迫ってきました。天気予報によれば、今年のゴールデンウィークは例年より暑くなるそうですね。毎年「例年より暑い!」と聞いているような気もしますが、名古屋では28日に30℃にもなるようで、もう夏なんじゃないかと思うほどです。
毎年夏になると熱中症の話題が上がりますが、今年はゴールデンウィークからこの暑さなので7月・8月になった時のことを考えると、むしろ寒気がするほどです。
対策は毎年同じ内容になりますが、とても重要です。これからの暑い時期を過ごすには、特に以下の3つのポイントに注意してください。
「その1 熱中症対策を徹底しましょう」
日本の夏は高温多湿な環境です。「介護をする人」と「介護を必要とする人」の双方が熱中症になりやすい状況です。室温の管理や適切な衣服選び、こまめな水分摂取など、熱中症予防策をきちんと実施しましょう。
「その2 在宅介護をの場合、内容の見直しを行いましょう」
これから3ヶ月は夏の暑い季節です。介護プランや食事内容、入浴の仕方、排泄などのケア内容を見直しましょう。体力や食欲の変化、排泄状況に合わせて、適切なケアを提供することが大切です。
「その3 室内環境を快適に保ちましょう」
クーラーは敵ではありません。クーラーの適切な使用や室内の換気、清潔さの維持など、室内環境を快適に整えることが重要です。
時々エアコンが苦手でほとんど使わないという高齢の方を見かけます。確かに体全体を冷やすことができるため、冷えが苦手な方はそう感じるでしょう。しかし、最近の暑さは命にかかわるほど危険ですので十分に注意していただき、予防していきましょう。また、日光を適切に遮る工夫や照明の調整も考慮しましょう。
日本の夏は高温多湿な環境です。「介護をする人」と「介護を必要とする人」の双方が熱中症になりやすい状況です。室温の管理や適切な衣服選び、こまめな水分摂取など、熱中症予防策をきちんと実施しましょう。
「その2 在宅介護をの場合、内容の見直しを行いましょう」
これから3ヶ月は夏の暑い季節です。介護プランや食事内容、入浴の仕方、排泄などのケア内容を見直しましょう。体力や食欲の変化、排泄状況に合わせて、適切なケアを提供することが大切です。
「その3 室内環境を快適に保ちましょう」
クーラーは敵ではありません。クーラーの適切な使用や室内の換気、清潔さの維持など、室内環境を快適に整えることが重要です。
時々エアコンが苦手でほとんど使わないという高齢の方を見かけます。確かに体全体を冷やすことができるため、冷えが苦手な方はそう感じるでしょう。しかし、最近の暑さは命にかかわるほど危険ですので十分に注意していただき、予防していきましょう。また、日光を適切に遮る工夫や照明の調整も考慮しましょう。
2024.04.25
「弊社紹介」
4月も後半になりましたね。今月も様々なご依頼・お問い合わせいただきまして、ありがとうございます。弊社のプライベート看護サービスをご依頼いただく際に聞かれることで多いのが、「できる処置については書いてありましたが、他にどんなことをやってもらえますか?」「施設に入っているのですが、来ていただくことはできますか?」というお問い合わせです。
プライベート看護サービスは看護師がご利用者のもとに直接伺い、看護・介護サービスを含めた困りごと全般を行うサービスです。そのため、買い物や家事、外出の付き添いなど、できることは多岐にわたります。また、在宅療養中の方への看護・介護ケアの提供や、施設入所中の方へのサービス提供も可能です。
現在、医療保険・介護保険で実施されている訪問看護・訪問介護サービスでは、保険分+実費分で全体の提供できるサービスの量が決められています。そのため「ここをもっと時間とってほしいんだけど…」「保険を使ったらそんなにしないって聞いたけど、こんなに実費分が多いの?」となることもあり、本人様・ご家族様が我慢する必要が出てくることを病院や施設で働いている時によく目にしました。
弊社ではご本人様やご家族様がそのような気持ちにならないよう、不足している部分を補う形でご満足いただけるプライベート看護サービスを提供しています。
現在介護を受けている方、介護をされている方、もう少し在宅療養生活を楽にしたい方…など様々な理由でご利用いただいていますので、お気軽にご相談いただき、少しでも助けになることができれば私たちとしても嬉しいです。
2024.04.24
「プロにお願いする」
私はネットで医療・看護・介護情報を見ることが多いのですが、今回のこちらの記事のように有名人の方が情報発信してくださると世間の周知にとても有効だと感じました。
記事でもあるように、「家族の介護は家族内で行う」という風潮はあるかもしれません。しかし、家族介護は自分だけで抱え込むと負担がとても大きくなります。家族の介護をする人自身の、その後の人生も狂わしかねません。そのため「プロにお願いする=病院・施設・訪問サービスなどにご家族をお願いする」ということは有効です。一見冷たく映るかもしれませんが、この仕事を続けてきた中でこれが最適解に感じます。
弊社も含めた在宅看護・介護サービスを利用し、本人様とご家族様が心穏やかに過ごせる毎日を作っていくことこそがとても大切と感じます。なかなか一筋縄にはいかないんですけどね…。
2024.04.23
「コミュニケーション方法」
普段、私たちは言葉を使ってコミュニケーションをとっています。もちろん、弊社スタッフも言葉を使ったコミュニケーションにて、ご利用者様にサービスを提供させていただいています。それでも在宅看護・介護の現場ではなかなか意思の疎通がうまくいかない場合があります。そんな時に活躍するのが「非言語コミュニケーション」です。かっこよく言うとこのように言いますが、要は身振り手振りです。これが意外と重要だったりします。
弊社の過去の例で挙げますと、聴覚障害を抱える70歳代ご利用者様がいらっしゃいました。その方にプライベート訪問看護を提供する際に、同居されているご家族様より「耳が遠く比較的大声で話す必要がある」ことを伺いました。
そのため、「日中の訪問時にも時間を要すること」や「夜間に大声を出して近所迷惑になってしまわないか」といった心配事があり、定期的に入っている訪問看護では対応しきれなくなり、弊社にご依頼をいただきました。このような特殊なニーズに応えることが可能なのも、プライベート訪問看護の利点の一つです。
ご利用者様には高血圧や便秘症があり、それらのフォローを難聴がある中で24時間実施させていただきました。プライベート訪問看護の導入時にはコミュニケーション手段の確立を最優先にして、ご利用者様とのコミュニケーション確立にはご家族にも同席いただき、しっかり時間をかけて行わせていただきました。その甲斐もあってか、プライベート訪問看護が始まってからはコミュニケーションの問題が起きることはなく、サービスの提供をさせていただいています。
このように特殊な条件や特別な配慮が必要な場合、時間の制限のある訪問看護や訪問介護に比べ、自由度の高いプライベート訪問看護の方が満足度の高い場合もございます。
弊社ではご利用者様の個々のニーズに合わせた柔軟なサービス提供実施しています。特殊な状況にもご満足いただける看護サービスを提供することで、今後も皆さまの在宅看護・介護に安心を提供してまいります。
2024.04.22
「外出依頼」
2020年時点で、在宅医療を受け生活されている方々は17万人程度いらっしゃいます。その方々からの様々なご希望を聞き、訪問看護・訪問介護では手の届かない部分をカバーするのもプライベート訪問看護の役割と弊社は考えています。数あるご要望の中でも「認知症を抱えるご家族と一緒に外出をしたい」というご依頼が時折あります。「家族で外食を楽しみたい!」…その思いに私たちは全力でお応えいたします。ただ、そのためには十分な準備と下調べが必要です。
認知症の程度によって、外出の計画や準備の必要性は異なります。軽度の認知症の場合、外出先での支援はそれほど多いものではないかもしれません。ただ、私たちスタッフが介助することで、日常生活動作やコミュニケーションにおいてもご家族と一緒にリラックスした時間を過ごすことができるかもしれません。
しかし、重度の認知症の場合は、移動や外出先での刺激が多くなることで混乱や不安から予想外の行動を引き起こす可能性も高くなります。
そのため、外出を計画する際には、「どこに行くか?」「どこで食事をとるか?」「トイレはどうするか?」「どのような移動手段で行くか?」「何かあったときにはどのように対処するのか?」など、事前の細かな準備が必要です。ですから、あらかじめヒヤリングの段階でどの程度のご状況かを確認させていただく必要がありますし、それによってご家族が安心して外出を楽しむことができると考えています。
外出の際には、ご家族の安全と快適さを第一に考え、十分な準備を行うことが重要です。計画を立て、細心の注意を払いながら外出することで、より充実した時間を過ごすことができるよう弊社ではお手伝いいたしております。
2024.04.17
主なメリットは次の通りです。
また、キャッシュレス決済ではセキュリティが強化されておりますので、お客様の個人情報やお支払い情報もしっかりと保護されます。さらに、支払い手続きの負担も軽減されます。
弊社は、皆様の在宅介護・看護に安心と安楽を提供できることを最優先に考え、引き続きサービスの向上に努めてまいります。何かご不明点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。皆様のご利用を心よりお待ちしております。
- 現金の用意が不要
外出時やサービス利用時に、スマートフォンやクレジットカードだけでお支払いが可能です。 - 振り込み手続きの煩わしさが不要
送金手続きや振り込み作業がなく、簡単なタップやスワイプで支払いが完了します。
弊社は、皆様の在宅介護・看護に安心と安楽を提供できることを最優先に考え、引き続きサービスの向上に努めてまいります。何かご不明点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。皆様のご利用を心よりお待ちしております。
2024.04.15
「プライベート看護でできること」
弊社には在宅介護について様々な内容の問い合わせが来ます。そのお問い合わせの中でよくある内容として、以下のようなものがあります。- 24時間ってあるけど夜中でもいいの?
- どんな人が来てくれるの?
- 家族は手伝わないといけないの?
- 急な変化があったときはどうしてるの?
などがあげられますが、普通の訪問看護ではできない「生活支援」と呼ばれるこのような内容でも、弊社のプライベート看護なら可能です。
ご家族様の大切な在宅介護に携わらせていただくため、少しでも安心と安楽を提供できればと思いますので、生活支援をご希望の際にもぜひお気軽にお問い合わせください。
2024.04.08
「新年度」
気が付けば4月も1週間を過ぎ、2週目に突入していました。ここ数日で桜は満開となり、新入学や新社会人の方々をあちらこちらで見かけます。初々しさがとてもまぶしく、心の中で「がんばれー!!」と声をかけています。そんな4月ですが、この頃になると喀痰吸引をメインとしたご依頼が増えてくると感じます。いくら在宅療養中とはいえ、人の出入りがある以上花粉の侵入は防げないようです。
さて…意外と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご自宅に伺う通常の訪問看護では夜間の対応ができない場合がしばしばあります。その際に弊社の24時間対応が活きるわけですが、夜間に弊社スタッフが訪問に伺うと喜んでいただけるのでとてもうれしく感じます。
在宅介護・在宅看護は、ご家族にとって24時間365日続くものです。そのような方々の安心のよりどころとなれるよう、ホームケアアライアンスは今年度も邁進してまいります。
2024.04.01
「在宅の知恵」
在宅療養生活では、さまざまな作業が求められます。その中でも「おむつの交換」や「清拭」「お風呂の介助」など、清潔を保つためのケアは欠かせません。また、「傷の処置」や「喀痰吸引」など、医療行為も日常的に行われます。今回は「喀痰吸引」に焦点を当ててみましょう。この作業の大変な点は、必要に応じて昼夜を問わず実施する必要があることです。さらに、必要な物品の管理も重要になってきます。在宅療養では病院のように豊富な物品が揃っているわけではないため、喀痰吸引に使用する吸引チューブが1日1本という場合もあります。
医療者は常に清潔を保つために努力しますが、驚くべきアイデアは患者やその家族からも生まれることがあります。こちらの写真の例がまさにその一例です。
こうした驚きもプライベート訪問看護ならではと感じています。弊社はご利用者様本人だけでなく、そのご家族様や介護者様とも密にコミュニケーションを取り、不安の多い在宅療養生活に安心を提供していきます。今後ともホームケアアライアンスをよろしくお願いいたします。
2024.03.21
「食中毒」
最近、家族が食中毒にかかりました。原因は数日前に食べた牡蠣と考えられ、家族は激しい吐き気と嘔吐に苦しんでいましたが、1週間ほどで回復しました。多くの人が好きな牡蠣は二枚貝であり、海水中のプランクトンを摂取して育ちます。しかし、このプランクトンを摂食する際に、海水中に存在する「ノロウイルス」などの有害物質も一緒に取り込む可能性があります。また、牡蠣は体外に排出すべき物質を、時には体内に留めてしまうこともあります。
牡蠣からの食中毒には様々な原因が考えられ、前述のノロウイルスや貝毒、腸炎ビブリオ、さらには牡蠣アレルギーなどがそれに含まれます。これらの症状は、吐き気や嘔吐、下痢などさまざまですが、それぞれの原因によって異なる症状が現れます。いずれも大変苦しいものです。
また、牡蠣以外にもこれから暖かくなる季節では食中毒は十分注意する必要があり、さらにその原因は様々です。特に、細菌性食中毒には様々な起因菌が存在し、正しい調理や衛生管理が重要です。食中毒を防ぐためにも、食材の選択や調理方法について正しい知識を持ち、予防に努めることが大切です。
食中毒の原因となる細菌性菌には、以下のようなものがあります。
- サルモネラ属菌
- カンピロバクター
- エルシニア
- O157(腸管出血性大腸菌)
- ウェルシュ菌
- 腸炎ビブリオ
- セレウス菌
- 黄色ブドウ球菌
- ボツリヌス菌
ちなみに…食中毒になった家族は牡蠣が大好きで、なった後も牡蠣はまた食べたいそうです。ここは牡蠣好きの中でも意見が分かれるそうですね。今度はしっかり加熱したものを食べるようにしていきたいと思います。
2024.03.15
「花粉症」
3月に入り、だいぶ暖かくなってきました。しかし、暖かかくなってくると、せっかくコロナウィルスが下火になってきたのにマスクが手放せなくなります。…そう花粉症です!花粉症は季節的な鼻や目のアレルギー反応として知られていますが、この疾患はスギやヒノキなどの木本植物の花粉が特に影響を与えます。
花粉は風に乗って遠くまで飛散し、鼻や目に入ることでアレルギー反応を引き起こします。人間の免疫システムはこれらの花粉を異物として認識し、過剰な免疫反応を起こすことで「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」などの症状が現れます。
花粉症の症状には個人差があり、人によっては比較的軽い症状で済む場合もあります。しかし、一部の方にとっては、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。特に、花粉が多く飛散する春先に症状が悪化することが一般的ですが、地域や季節によって症状の程度や期間は異なります。
花粉症の診断には、医療機関での検査が必要です。血液検査や鼻汁検査を通じて特定の花粉に対するアレルギー反応が確認され、診断が確定すると対症療法や根治療法が選択されます。対症療法では抗ヒスタミン薬や抗炎症薬などの薬物治療が行われ、重症な場合や他の治療法が効果的でない場合に免疫療法や手術療法が検討されます。
また、花粉症を軽減するための対策も重要です。「花粉の飛散量が多い日や場所を避けること」「マスクやメガネを着用すること」「室内の清潔を保つこと」が有効です。さらに、医療機関でのアレルギー検査を受けて自身の体質を理解し、適切な対策を講じることが重要です。結局のところ、個々の花粉症の方に最適な治療と管理計画を立てることが、快適な生活を送る鍵となるようです。
弊社の訪問看護/訪問介護でも個々のご依頼者の方のご自宅に伺うことが多いため、マスクや眼鏡が当分欠かせない道具になりそうです…。皆さまもどうぞご注意いただければと思います。
2024.03.11
「安楽死」
こちらは、先日見ていてとても気になったニュースです。
これからの社会において、同様の事例は増えてくる思います。もちろん嘱託殺人は犯罪です。しかし、ALSという難病の特殊性、その患者様のとてつもない苦痛、そのご家族の多大な苦労…などを考えていくと、この医師の取った行動は患者様にとって救いになったのか?と考えざるを得ません。皆さまはどう感じますか?
2024.03.08
2024.03.04
「介護の現実・家族とお金」
先日、弊社スタッフが休日に朝のカフェで興味深いエピソードを耳にしました。その日、隣に座っていた50代くらいの女性(仮にAさんとします)と70代くらいの女性(仮にBさんとします)が、家族の介護について白熱した話し合いをしていました。Aさんは義両親の介護について夫と相談したところ「金で解決できることは金で解決しろ!」と言われたらしく、がっかりした様子でした。彼女はその不満をBさんに話していて、Bさんも「自分たちでできる部分は自分でやっていかないといけない」と話し、お金だけで解決することに疑問を抱いている様子でした。
このお話からは「お金で解決する」と「自分たちだけで解決していく」という議題が浮かび上がりましたが、これらは両方ともに同意できる内容です。ただ、在宅介護においては、初めからすべてを自分たちだけ解決するのは非常に困難であることが想定されます。
実際、家族だけで介護を行うことがストレスの原因となり、年間で1万6384件もの虐待件数が報告されています。この数字は家族間での介護がいかに大変であるかを物語っています。「お金で解決する」ことは一見冷たいように感じられますが、前述の虐待の件でも言えるように、家族だけで在宅介護を行うとストレスがとても強いものとなります。
一方で「自分たちでできる部分は自分たちでやっていかなければならない」という考え方も重要で、できない部分や大変な部分は公的なサービスや支援を活用し、助け合いながら進めることが円満な在宅療養生活を続けるコツとも言えます。
無理をせず、継続可能な形で在宅介護を進めることが大切です。弊社はその手助けになれるようご利用者様に寄り添っていきたいと考えていますので、ご自宅での介護や看護でお困りのことがございましたらどうぞお気軽にご相談ください。
2024.03.01
「夜間のサポート」
2月があっという間に終わり、もう3月になりましたね。このごろは季節の変わり目もあり、多くの方が体調を崩されているように感じます。私もその一人でしたが、おかげさまで現在は回復しております。季節の変わり目のせいもあってか、最近ご利用者様の中で喀痰吸引が必要な方が増えているように感じます。
特に、夜間の吸引の依頼が多いです。夜は本来休息の時間ですので、その中でこそサポートが必要になってきます。プライベート看護サービスを提供している当社だからこそ、お手伝いできることもあると思っています。
当社のプライベート看護サービスでは、「30分ケア」と「1時間ケア」の2つの時間区分で24時間365日サービスを提供しています。喀痰吸引の場合ですと夜間でも1〜3時間おきに吸引実施することや、いつ痰が絡んで吸引が必要になるかわからない場合は、6時間通して訪問看護サービスを提供することも可能です。
夜間の介護は、日中とはまた違った緊張感があります。その中で疲労をためていかれて体調を崩される介護者の方が多いのも事実です。弊社のサービスを通じて少しでもその大変さを軽減することで、ご本人様・ご家族様ともより安らかな療養生活が送ることができれば幸いです。何かお悩みのことがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
2024.02.20
「春」
最近、日中の気温がだいぶ上がってきましたね。季節の変わり目は体調管理が重要になりますが、ご利用者様全体で「喀痰(かくたん)」の量が増えてきているように感じます。これには寒暖差や花粉などが影響しているのかもしれませんね。喀痰(かくたん)の増加に伴い吸引が必要になってきますが、その理由にはいくつかあります。まず一つ目は痰が溜まることで呼吸が苦しくなり、自ら吐き出せない方々がいます。これを放置するとますます呼吸が困難になりますので、吸引によって呼吸を楽にすることが不可欠です。
また、痰が溜まったままになると気管に入り込む可能性があり、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。特に高齢者にとって誤嚥性肺炎は深刻な問題です。予防のためにも、定期的な吸引が非常に重要となります。
そして、痰吸引は食事の摂取にも関係しています。口腔摂取による食事をしている場合でも、痰が出やすくなることがあります。このような場合、食事前に痰吸引を行うことで誤嚥やムセを予防することができます。
ご利用者様の安楽な療養生活のために、今後も適切な吸引を心掛けてまいります。
2024.02.20
「診療報酬改定」
先日、厚生労働省より診療報酬の改定の通知がありました。
2024年度の介護報酬改定が行われ、介護サービス全体の改定率は1.59%のプラス改定が発表されました。厚生労働省はこの改定で介護職員の処遇改善に焦点を当て、特に特別養護老人ホームなどのサービスに基本報酬を上げる方針を打ち出しましたが、一方で訪問介護はマイナス改定となりました。具体的には、生活援助(45分以上)の場合マイナス5単位となり、1回の報酬が2,250円から50円下がるなど、訪問介護に対する報酬が引き下げられました。その背景には、訪問介護の収益率が他のサービスを大幅に上回っていたことが指摘されています。
このマイナス改定に対しては、訪問介護事業者や支援団体から抗議の声が上がりました。今朝のニュースでも取り上げられていましたね。報酬改定のカラクリが明かされ、処遇改善がヘルパーの給与や手当を主に上げるものであることが浮き彫りになりました。しかし、報酬のマイナス改定により、訪問介護事業所が抱える多くのコストや業務に対する評価が削減され、事業者の苦境が深刻化しています。
この改定により、訪問介護サービスの待機者が増加しており、特に80代以降の高齢者や軽度の認知症の人が多いとされています。訪問ヘルパーが提供するサービスは利用者の身体の状況や生活環境を見ながら、自立した生活を維持するためのサポートを提供していますが、報酬の減少によりこれらのサービスが提供されるかに不安が広がっています。
今後、介護報酬制度の見直しや訪問介護の持続可能な運営に向けて、検討と改善が求められています。
弊社は自費の訪問看護のため、診療報酬とはかかわらない体制となっています。しかしながら、ご利用者様の中には公費の訪問看護・介護を受けつつ、その訪問の穴を弊社のプライベート看護で埋めて対応されている方も大勢いらっしゃいます。そのような方々は今回の「マイナス改定」という言葉から、「この先私たちはどうなるんだろう…」といった不安を感じていると思います。
そのような不安を少しでも払拭できるよう、弊社としてできることに邁進してまいります。今後ともホームケアアライアンスをよろしくお願いいたします。
2024.02.15
「予想外の発見」
2月も半ばに差し掛かり、温かくなったと思えば寒くなるといった気温の変化が続いています。体調に気を付けながら、弊社は通常通りの営業でプライベート訪問看護を提供しています。弊社はプライベート看護サービスを開始してから、様々なご要望にお応えしてまいりました。2年前にサービスを開始してから感じることは…在宅看護には予想以上に多くの発見があるということです。ご利用者様と直接向き合うことでしか理解できない様々なニーズがとても多いように感じます。
例えば、夜間に呼吸器関係の不調に悩む利用者様が多く、夜間の吸引が重要であることを改めて感じています。また、どれだけ大変と分かっていても自宅でご家族を看ることを強く望む方もいらっしゃいます。そのような方々のご依頼を受け、感謝をいただくことが、ここまで多くあるとは思ってもみませんでした。
これらの認識を元に、我々は引き続き、ご利用者様とご家族様が安心して在宅療養生活を送るためのサポートを提供してまいります。
より良いサービスを提供できるよう、今後も尽力してまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
2024.02.13
「自然の中で心地よい時間を」
先日、短い時間でしたが友人とキャンプをしてきました。自然の中で過ごす時間や、そこで食べる食事、コーヒーはとても心地よかったです。ちなみに…一例ではありますが、弊社のプライベート看護サービスでもキャンプをすることは可能です。担当の看護師がご利用者様の健康状態をサポートしながら、安心して自然を楽しむお手伝いをさせていただきます。
なお、キャンプ中も安心して過ごすためには、出発する前には以下のことを確認しておくといいでしょう。
- アクセス方法
- 現地での移動手段
- トイレの状態
- 食事方法
- 就寝方法
弊社では在宅療養の幅を広げることで、より安心してご利用者様・ご家族様にプライベート看護サービスを受けていただくことを目指しています。できる限り今までの日常と変わりない生活を送ることができるよう対応させていただきますので、お困りのことがございましたら何でもお気軽にご相談ください。
2024.02.07
「2月」
2月に入り、すでに1週間が過ぎました。個人的には年末から2月まで一気に駆け抜けた気分です。様々なお問い合わせがある中で、冬限定なものや今回の年末年始に実際にあったご依頼など、一例をあげてご紹介できればと思います。このように何かの病気や障害によって自宅で介護されていても、ご本人さまやご家族さまが今まで通りの生活を送ることができるようにするのが私たちの仕事です。在宅看護や介護、療養生活全般のサポートに全力を尽くしてまいりますので、どうぞ株式会社ホームケアアライアンスをよろしくお願いいたします。
2024.01.23
「アンケートについて」
日頃より弊社プライベート看護をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。プライベート看護サービスをご利用いただいている方には、利用開始後1ヶ月程度でアンケートを取らせていただいております。ご利用者様のご意見は私たちにとって非常に大切であり、今後もより良いサービスを提供するために重要なものとなっております。
今後もご利用者様の不安の払しょくし、安心してサービスを受けていただけるよう、スタッフ全員でアンケートの結果を丁寧に検討してサービスの向上に努めてまいります。何かご不明点やご要望がございましたら、どうぞお気軽にお知らせください。
引き続きより良いサービスを提供してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2024.01.19
「夜間対応」
前回のサポートニュースとも関連していますが、当社のプライベート看護サービスは「公費の訪問看護」や「その他の様々なサービス」との組み合わせが可能です。これにより、ご自身の好きな時間でご利用いただけるため、30分料金や1時間料金といった制限を受けずに、より柔軟にプライベート看護サービスをお受けいただけます。
最近では夜間のご依頼が増加しておりますが、弊社は24時間365日対応しています。お客様のニーズに合わせ、最適なサポートをご提案し、療養や介護生活を安心して送るお手伝いをさせていただいております。
私たちは常にお客様のご要望に真摯にお応えし、信頼できるサービスを提供することに努めています。ご利用者様ひとりひとりに寄り添い、より良い生活をサポートできるよう全力で努めてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
これからも、株式会社ホームケアアライアンスをどうぞよろしくお願いいたします。
2024.01.18
「今年度は」
最近は、暖かかったのに突然寒くなってきたりと、何かと天気が私たちの体調を崩しにやってきているように感じます。新年度になり3週目も終わりに近づいていますが、先日某ショッピングモールでなかなかインパクトの強いものを見つけました。いち納税者としてはなかなか刺激的に感じました。
さて…写真とリンクしますが、2024年からの介護保険料が前年度から60円増加して、1ヶ月あたり6,276円になる見込みです。(厚生労働省の推計)
この保険料は、40〜64歳の範囲の方々が負担しています。介護を必要とされる方が増加する中で、サービスの利用が拡大していることがこの増加の背景にあります。
当社のプライベート看護サービスをご利用いただいている方々の中には、介護保険とプライベート看護サービスを併用されている方もいらっしゃいます。これは、公費である介護保険と自費であるプライベート看護サービスを組み合わせ、より充実したケアを受けるための選択肢となっています。
それでも、人一人を介護するというのは簡単ではありません。たとえサービスを併用していても、介護している家族の負担が大きいのが現状です。そして、今後もサービスの利用が増加すれば、介護保険料が増加する可能性があります。
しかし、私たちはこれに対応してプライベート看護サービスをさらに充実させ、そして満足していただけるサポートを提供できるよう介護のニーズにも合わせ、ご利用者の皆様がより安心してサービスをご利用いただけるよう今後も努めてまいりたいと思います。
2024.01.15
「新年」
気がつけば、新しい年が始まってから早くも2週間が経ちました。今年は年が明けてすぐに石川県で大きな震災が発生し、その影響で多くの方々が心に深い傷を負われ、またその翌日には旅客機の事故と信じられないことが続いています。私も親しい友人が石川県に住んでいますので心から心配でしたが、幸運にも被害は軽微なものでした。ただ、実際に亡くなられた方もいて、そのご家族には心からお悔やみ申し上げます。
被災地では、早くもいくつかの企業が復興支援に尽力しています。彼らの姿勢には企業として見習うべきものがあると強く感じました。弊社はまだそのような支援が難しい状況にありますが、これからも努力を重ね、将来的には被災地の方々に少しでも力になれるような支援を提供できるよう邁進してまいります。
引き続きホームケアアライアンスをよろしくお願いいたします。
2024.01.09
「あけましておめでとうございます」
改めまして、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。年が明けてからも弊社では、年末年始をご自宅で過ごす方々のサポートのご依頼が昨年同様に寄せられました。普段は施設や病院での生活を送っている方にとって、ご自宅に帰ることができるというのはとても嬉しい出来事です。
普段はなかなか一緒に過ごすことが難しいご家族や特にお孫さんがいる方々が、その様子を見て表情が和らぐ瞬間など私たちも心が温かくなりました。
弊社は今年も在宅看護や介護、療養生活全般のサポートに全力を尽くしてまいります。どうぞ本年も株式会社ホームケアアライアンスをよろしくお願いいたします。
2024.01.01
「2024年」
皆さま、明けましておめでとうございます。株式会社ホームケアアライアンスの森下でございます。新春を迎え、改めまして心よりお慶び申し上げます。年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか? 弊社は通常通り営業しており、「プライベート看護サービス」「ミニマル青果サービス」「訪問看護コンサルタント」…各サービスの分野でお客様により一層ご満足いただけるサービスを提供するべく努めてまいりました。
新年になり、新たな目標に向けてスタートを切る季節となりました。今年も皆さまのご期待に応えられるよう、更なる努力を重ね、在宅療養や在宅介護・看護をされている方に少しでも安心と安楽をお届けできるよう邁進してまいります。
皆さまにとって充実した一年となりますよう心よりお祈りしております。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。